TURN18
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
女の由真は仰天な発言をした。
「………妹か。妹はお父さんとお母さんに言うべきやな由真」
「そうなの?」
「あぁ、まずは雌しべと雄しべがくっついてな」
え? そんな説明はいらんやて?
ですよね〜。
「妹以外は何かあるか?」
「うんとねぇ………由真、漫画が欲しいッ!!」
「よっしゃ。ならアニメイト行って買うか」
俺達はゾロゾロとアニメイトに向かった。
「平和やなぁ」
俺はそう呟いた。
―――数日後、皇居―――
「……では狹霧元司令官は無実だったんです ね?」
「はい。全ては樋口元提督による陰謀です」
皇居で御前会議が開かれて、東郷長官が帝、山下長官、宇垣長官に漸く明石大佐が入手した雪風の無実を証明していた。
「じゃあ、狹霧の声を聞いたのは………」
「狹霧の音声を録音したテープが見つかった。樋口元提督に聞いたら全て吐いたよ」
「……………」
山下長官は何も言えなくなった。
「如何なさいますか帝?」
宇垣長官が帝に問う。
「………東郷。狹霧元司令官を復帰させて下さい。私は間違った事をしてしまいました」
実は帝、この報告が来た時に直ぐに処分するよう東郷長官に命じたのだ。やはり満州会戦の裏切り行為が効いていたのだろう。
「仕方ありませんよ帝ちゃん。それでは直ちに狹霧元司令官を戦隊司令官に復帰させます」
東郷長官は帝にそう言うが、東郷長官はまた違う事を考えていた。
「それと山下長官は惑星大阪に向かって狹霧元提督に復帰報告をして下さい」
「は、分かりました」
山下長官は帝に頭を下げた。
こうして、雪風の司令官への早期復帰が決定された。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ