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ウイングマン ビッグプラススモールプラス
対決、2対3
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に破け弾け飛んでしまった。
「何コレぇ〜っ!?」
一瞬にして一糸まとわぬ全裸になってしまった。
しかし、桃子の巨大化は止まってくれない。
どうしていいかわからず何もできないまま、桃子hs巨大化し、全裸のまま50メートルほどの大きさになって巨大化がやっと止まった。
「いや〜ん!!」
桃子は恥ずかしさのあまり上げてしまった声だったが、巨大化した分、その声の大きさは半端なかった。
健太も美紅もプラス怪人も必至に耳を抑えた。
鼓膜が破れそうな勢いだった。
これはプラス怪人にとっても予想外の事態だった。
巨大化した桃子は何もかも大きかったのだ。


「なんだあれ?」
裸の巨人少女の突然の出現で、街は大騒ぎになっていた。
仲額高校の屋上でたまたま外を眺めていたアオイの目にもその姿が映った。
「え?桃子ちゃん?」
巨大化しているがあのストレートのボブカットにソバカスは、ウイングガールズとして一緒に戦っている桃子に相違なかった。
思わず二度見してしまったが間違いない。
中学生にしては成長している胸も顕になってしまっている。
不幸中の幸いか下の方は山やビルなどで隠されて街からは見えなくなってはいたが、あられもない姿であることには違いなかった。
「ど、どうなってんのよ?」
状況が全く理解ができないが、桃子の緊急事態であることは間違いない。
「とにかく、助けに行かなきゃ!」
とりあえずアオイは周りを見回して、誰もいないことを確認した。慌てて鞄からスティックを取り出し、ウイングガールズに変身した。
ポドリムス人のアオイは変身しなくてもディメンションパワーを使うことがでっきるが、この姿になればより自由にディメンションパワーが使えるようになるのだ。
アオイは高校の屋上からジャンプして、急いで桃子の姿が見える方向へ飛んで行った


2.
50メートルに達した桃子はとりあえず恥部を隠しはした。
しかし、両手で隠せる部分には限界があった。
必死に隠してみてもその真下には健太がいた。
その場所から考えるとお尻も陰部もばっちり見えているはずだ。
下を向いてみると絶句している健太の姿が見えた。
「うわ……」
健太は耳を抑えながら完全に固まっていた。
女性の恥部を拡大して見上げたことなどなかったのだから当然だ。
スノープラスとの戦いで健太に生尻は見られたばかりだった。
それでもかなり恥ずかしかった。
かつてシードマン=ザシーバとの戦いで全裸を見られたこともあった。
そのときはテレビ放映のおまけつきで、それもかなり恥ずかしかった。
しかし、今は拡大された陰部を下から生で見られているのだ。
しかもウイングマンではなく健太の姿のままで。
桃子は健太に密かな恋心を抱いていたのでその恥ずかしさは今までの比ではなかった。

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