第十七話
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
」」」」
おい!いつの間に生徒会メンバー全員回復しやがったんだ!?
「おお、何という事だ……先を越されていたとは……」
おい、ゼノヴィア。先を越されたって何を想像してやがんだ。
「い、イッセーさん……?」
うおっ!?アーシアの俺を見つめる純粋無垢な瞳が眩しい!
「お、おおおおおいイッセー!?おおおお、お前ルージュの裸見たってマジか!?」
「そ、そんなの嘘だよ、でたらめだ!」
俺は何とかこの場を収めようとする。
「いえ、嘘ではありません」
「エスト!?何でこんなときに出てきてんな事言うかな!?」
匙の誤解を解いておかなければと思い、後々にちゃんとあれについての説明をしようとした矢先、エストが顕現しそんな事を言いやがった。
「イッセーは清めの儀の一環としてクレア・ルージュが水浴びをしていた際に、その場に偶然にも立ち会ってしまったのです」
本当に説明しやがった……。
俺はその場でorzしてしまう。
「イッセー君……」
ヴァーリの俺を見る目がもの凄く冷めた物になっているっ!
「弁解をさせてくれ、俺に悪気はなかった!あんな所で水浴びをしているとは思わなかったんだ!」
俺はひたすら弁解を続けた。
何とか冷めた目からの脱却には成功したが……。
「「「「「「「………………」」」」」」」
生徒会メンバーからの視線が、未だに痛い……!
「むぅ……」
そして、なぜかソーナ会長は頬を少しふっくらとさせてるし。
「おや会長。どうした?」
「いえ、何でもありません……とにかく」
しかし、先ほどまでの頬を膨らませた会長ではなくいつものキリッとした会長に戻る。
「先ほどの話、来ていただくという事でよろしいですか?」
まあ、話は脱線しまくったが……
「わかりました、とりあえず行ってみるだけ行ってみましょう」
こうして、俺たちの冥界行きが決まった。
「あ、ちなみに何ですが……もう一つ理由がありまして……」
「もう一つの理由?」
「ええ、その……姉様が暇でしょうがないからイッセー君を連れてこようという話から派生していきまして……」
「あの人が全ての元凶かよ!?」
セラフォルーさん、一回位アイアンクローとかしといた方がいいかね?
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ