暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズボーイ
第一話 ガンプラバトル再戦!!
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動きが軽くなった。

「これは・・・これなら・・・よし!行くぜ!烈斗頑駄無!!」

気合を入れ直した翼が腰から刀・菊一文字(ガーベラストレート)を抜刀した。

「へ!へへ!今更剣を抜いたところでオメエの負けは決定だ!!」

亀岡がソードの突きを放った瞬間。

「うおりゃああああああああああ!!」

烈斗頑駄無が菊一文字を構えるとソードを縦に切断した。

「馬鹿な・・・さっきまでニブニブの動きだったのに!どういう事だよ」

バズーカ・ミサイルランチャーを構え一斉射撃する亀岡だが烈斗頑駄無の剣技の前に全て抑え込まれてしまった。

「これは・・・この動き・・・凄い作り込んである・・・これなら!!」

SDガンダムでありながら思い通りに関節が動けるほどの作り込みに驚愕する翼。

それは亀岡も同じだった。

「なんだあれ・・・関節やつま先にしんちゅう線を入れてあらかじめ可動できるようにしてある・・・それにあの刀・・・本物の金属で作られている。とてもじゃないが扱いづらいはずなのに、その刀を自由自在に操る事の出来るあの腕・・・誰だ!?あんな凄まじいガンプラ作った奴は!!」





「へっくしょん!・・・誰か噂したかな」

お客さんが居ないので暇そうに店番している狂四郎。

すると狂四郎は・・・

「あ・・・バックパックわたすの忘れてた・・・あとでわたしとこう」

そう言って3つのバックパックの手入れを始めるのであった。





まるで人間みたいに動ける烈斗頑駄無の操縦を身体で覚えてきた翼がある画面に気付いた。

「Tension?」

Tensionと書かれたゲージが表示されその数値はMAX状態だった。

「なんだかわかんねえけど!行くぜ!!・・・俺の・・・SD魂なめんじゃねええ!!」

武者烈斗頑駄無の瞳が燃え上がると菊一文字を構え・・・その刀身から烈火のごとき炎が舞いあがりその剣を構え突撃した。

それは・・・武者頑駄無だからこそ持つ必殺技!!

「食らえ!烈火鳳凰斬!!」

鳳凰のような炎を纏った烈斗頑駄無が突撃と同時に菊一文字を振り下ろすと一刀両断されるイナクト。

「うわああああああああああああああああああ!!」

イナクトのダメージが反映するかの如く叫びを上げる亀岡。

バトルが終了する・・・と思われたその時。イナクトから邪悪な目玉が現れ烈斗頑駄無に襲い掛かった。

「な!」

突然のことに反応できない翼。

その時だった。

烈斗頑駄無の右腕に凄まじい力が宿り勝手に動き出したのだ!そして・・・

『剣勢拳!!』

何かの叫びと共に凄まじい拳が目玉に直撃し目玉は邪悪な生気を放ち消滅を始めた。

『き!・
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