暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico8祝福の風を受け継ぐ者〜Reinforce Zwei〜
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はしてたが・・・」ルシル君が肩を落とした。シャマルが「どうしたの?」そう訊くと、「内装がちょっとな」ルシル君はそう言って肩を竦めた。
「まぁ、外観とは違くて内装は機械でビッシリやしなぁ」
鋼鉄で舗装された床に壁に天井、機械部品がその四面から突き出してる。まぁ車椅子が通れるほどには広さがあるから、移動には別段困ることはあらへんからええけどな。突き出してる機械を避けながら廊下を進んでると、「今日は現れませんね」アインスがそう言うた。
「何が?」
「ミミルさんの使い魔さんで、ウサギを素体にしてる女の子2人でな」
「フラメルとルルスという名で、初めて技術宮を訪れた際にミミル博士に紹介され、ここに来るたびに何かと世話になっているんだが・・・」
見た目はわたしらほどの子供やけど、フラメルちゃんとルルスちゃんが言うにはわたしらの3倍は生きてるって話や。その2人が姿を見せへんゆうことは、街に出かけて買い物かもしれんな。家事全般を担ってる子らやし。
「ま、居らんのならしゃあないな。このまま向かお」
南に位置するエントランスから真逆の北に位置する地下技術開発区へと降りるトランスポーターに移動、「そんなに大きないで、順番に乗ってこ」そんで2人ずつ乗って、リインフォースUの居る部屋がある地下3階へ向かう。
「アースラみてぇな内装だなぁ。すげぇ歩きやすい」
ヴィータの言う通り地下は1階とは違って突起物があらへん綺麗な廊下が広がってる。ここ開発区では緊急事態が起こることもあるようで、全力ダッシュすることもしばしば。そん時に突起物に転んだりなんかしたら色んな意味で危ないからな。
そう説明した後、「目の前のドアの奥に、リインが居るんやよ」ドリットグレンツェ(第三境界って意味やな)って刻まれたプレートが掛けられたスライドドアを指差す。
「さ、みんなにお披露目や♪」
近付いたことで開いたスライドドアの奥、光溢れる部屋へと入る。20m四方の部屋の中央には7つの生体ポッドが円形状に設けられてて、その内の1つにみんなで歩み寄る。そんで、「あの子が、わたしらの新しい家族、リインフォースUやっ♪」ポッド内に漂う小さな女の子――リインをみんなに紹介する。
「おお! アギトやアイリみてぇにちゃんと小っこい!」
「末っ子やからな♪」
「前に写真で見せてもらった通りアインスに似てる♪ ホントの妹みたいね♪」
「それはまぁわたしのリクエストやしな♪」
アインスと同じ髪色に髪型。目の色は、今は閉じてるから見えへんけど深紅やなくて青色や。そっくりそのままやとアインスの身代わりみたいなことになると思うたから、顔のパーツは色々とちゃう。アインスの代わりやなくて妹みたいな感じにしてみた。
「ルシリオン。いくら融合騎
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