第六十話 イクス=未知数
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ラモン!?こんな時に…最悪だ」
自我がないということはあれもブラックホールに巻き込まれたデジモンなのだろう。
ギガドラモンは両手から有機体系ミサイルを放つ。
全員がそれをかわし、ギガドラモンに攻撃を繰り出した。
フレイドラモン[ナックルファイア!!]
ブイドラモン[ブイブレスアロー!!]
スティングモン[ムーンシューター!!]
グラウモン[エキゾーストフレイム!!]
四体の技がギガドラモンに炸裂した。
賢「やったか!!?」
この言葉が出る時は大抵倒せていない。
今回も例に漏れなかった。
ギガドラモンの必殺技、両手から有機体系ミサイルを無限に放つジェノサイドギアが炸裂した。
フレイドラモン、ブイドラモン、スティングモン、グラウモンが有機体ミサイルの直撃を受けて撃墜された。
ブイモン[ぐっ!!]
チビモン[あう!!]
勢いよく地面に叩きつけられるデジモン達に歩み寄る大輔達。
大輔「大丈夫かブイモン!!」
ブイモン[な、何とか…]
よろめきながらも立ち上がるブイモンだが、他のデジモン達はダメージが深いのか、立ち上がることすら出来ない。
ブイモン[ぐっ…]
アーマー進化しようとするが、疲労でアーマー進化すら出来ない。
ギガドラモンはモチモンの村に両腕を向ける。
そして有機体ミサイルが放たれようとしていた。
大輔「止めろーーーっ!!!!」
大輔の叫びに呼応するかのようにD-3から光が放たれた。
ブイモン…正確にはエクスブイモンとD-3に取り込まれたスナイモンのデジゲノムが融合を開始する。
ブイモン[ブイモン進化!エクスブイモン!!]
現代種のエクスブイモンと現代種のスナイモンのデジゲノムが一つとなる。
大輔「ユニゾンエボリューション!!」
エクスブイモン[エクスブイモン超進化!パイルドラモンイクス!!]
本来ならパイルドラモンは特定の条件を満たした竜系と昆虫系が融合することで誕生する完全体デジモンである。
しかし、D-3に融合する対象のデジゲノムを入力することで、単体で進化するという前代未聞の進化を遂げた。
故にイクス…未知数を意味する名前が付けられた。
フェイト「パイルドラモン…イクス…!!」
チビモン[凄い…凄いよお兄ちゃん!!]
ジョグレス体のパイルドラモンと比べれば劣るであろうが、パイルドラモンイクスの力はゴールドブイドラモンやサジタリモンの力に匹敵するほどである。
大輔『行くぞパイルドラモンイクス!!』
パイルドラモンイクス[おう!!エスグリーマ!!]
両腕からスパイクを出し、ギガドラモンに迫るパイルドラモンイクス。
ギガドラモンも両腕のクローで応戦する。
金属同士がぶつかり合い、火花が散る。
両腕の砲口から有機体ミサイルが放たれようとした瞬間。
パイルドラモンイクス[エレ
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