暁 〜小説投稿サイト〜
運命の二重奏
賢者の石
始まりの日
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 マクゴナルから場所を聞き、メモをする。アッシュは人が嫌いな為、自分ひとりで行くことにした。

「ありがとうございました。あの、9月からよろしくお願いします」

「これを」

 そういい、アッシュに切符を渡した。キングス・クロス駅発9と3/4番線と書いてある切符をみてアッシュはまた首をかしげる。

「では私はこれで」

 マクゴナルの声で我に返り、一番聞かないといけないことを忘れたいたことを思い出す。

「最後にひとつだけ質問いいですか」

「ええ」

「魔法使いや魔女は、皆『蛇としゃべれる』んですか?」

 その言葉を聞いたとたん、マクゴナルは顔を付きを変えた。

「貴方は・・・いいえ、貴方にはまだ早い。質問に答えます。その能力は魔法使いでもそれほどいません」

 そして、慎重な面持ちで部屋を出ていった。アッシュはその姿を見て、まずいと感じた。

 蛇と喋れるのことは誰にも言わないほうがいいみたいだなと思った。それと同時に9月が待ち遠しいと感じる。

 机まで歩き、本を開く。その本にでてくる魔法使い、これが自分なんだ。そう思うと笑いが止まらなくなる。

 どうやら、これからの人生楽しくなりそうだ。





 
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