TURN17
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
「敵雷撃駆逐艦群が誘爆していきますッ!!」
「恐らくは鉄鋼魚雷が誘爆したんやろな………」
けど、これはチャンスやな。
「敵雷撃駆逐艦群の隊列が乱れ始めましたッ!!」
オペレーターが叫んだ。
「全艦、主砲撃ちまくれッ!! ミサイル巡洋艦は撤退しようとする艦にミサイル発射やッ!!」
押されていた自衛艦隊は勢いを取り戻して主砲を撃ちまくる。
「此処が正念場やッ!! 勝って帰るでッ!!」
『オオォォォッ!!』
俺の言葉に皆が頷いた。
「主砲用意完了ッ!!」
「三番撃ェッ!!」
後部の三番砲搭が発射する。
「一、二番撃ェッ!!」
続いて一、二番砲搭が発射する。
こらそこ、誰が紺碧○艦隊の高杉中将やねん。
それは兎も角、ビーム弾は全弾が逃げようとしていた敵雷撃駆逐艦の先頭艦とその付近にいた雷撃駆逐艦の艦体を貫いて雷撃駆逐艦は爆沈した。
「奴等に日本の恐ろしさを知らせろッ!!」
俺はそう叫んだ。
それから三十分後、撤退しようとしていた敵雷撃駆逐艦群の最後の一隻が巡洋艦京橋の主砲によって撃沈されて会戦の終了を知らせた。
「敵艦隊全滅しましたッ!!」
『ワアアァァァッ!!』
オペレーターの言葉に皆が喜ぶ。
「よし、全艦は敵乗組員を救助しつつ惑星大阪に帰投する」
自衛艦隊は宙をさ迷っていた敵乗組員を救助しつつ惑星大阪に帰投した。
しかし、ランス・ハーンが乗る戦艦は戦場を脱出していた。
後に、この会戦は対馬沖会戦と呼ばれ、パーフェクトゲームに近い完勝と後世の軍事研究家に高く評価されたのであった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ