暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第五十九話 僅かな和解
[5/6]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
た姿だったんですね!!」
ヒカリ「だから…」
京「だから大輔達はあの時、敵を殺せたのよ!!」
自分は誤解していた。
賢はもう、理由なくデジモンを傷付けるデジモンカイザーではない。
大輔も完全に決別したはずの自分達を助けに来てくれた。
彼らは誰かが危険に晒されていたら助けに行く、優しい人間だ。
京「ごめんなさい…」
目が眩むほどに光を放つD-3がそこにあった。
その光に比例するようにホークモンの体も輝きだす。
それは紛れもなく、進化の光だった。
ホークモン[ホークモン進化…アクィラモン!!]
突風と共にアクィラモンが空へ羽ばたく。
その後を京が追いかけた。
京「アクィラモーン!!あいつの正体はダークタワーよ!!デジモンじゃないの!!」
アクィラモン[そうだったのか!そうと分かれば遠慮はしないぞ!!]
翼をはためかせ、アクィラモンがスティングモンとエクスブイモンの加勢に行った。
アクィラモン[ブラストレーザー!!]
アクィラモンが発射した光線がゴーレモンに命中した。
煙が晴れた後に現れたのは、ゴーレモンの皮膚のようなものが砕け、中身のダークタワーが露出したダークタワーデジモン。
エクスブイモン[とどめだ!!]
スティングモン[スパイキングフィニッシュ!!]
ゴーレモンに突撃し、一気に相手の身体を鋭利なスパイクで貫いた。
スティングモンが攻撃した場所から、ダークタワーデジモンの全身に細かい罅が入ってゆく。
エクスブイモン[エクスレイザー!!]
エクスブイモンの必殺のエネルギー波がダークタワーデジモンに炸裂し、完全に粉砕した。
ダークタワーデジモンが消滅したのを見ると、大輔はエクスブイモンに乗るとフェイトとチビモンと共にそのままこの場を去った。
京「大輔!!待って!!」
大輔は少しだけ振り向くが、すぐに視線を前に遣り、この場を去った。






























賢「弁解はしません。今まで謝罪が遅れてすみませんでした」
日が暮れたデジタルワールド。
事態が収まり一息ついた子供達に、賢がそう言って頭を下げた。
伊織とヒカリはどう答えていいか解らずに顔を見合わせていたが、パルモンがずっと気になっていた事を尋ねた。
パルモン[所で、あの女の人は一体何者なの?]
賢「僕も詳しくは知らない。今分かっているのは、彼女がダークタワーからデジモンを造れる事、彼女が近付くとダークタワーが昔の機能を取り戻す事くらいなんだ」
はやて「んで、賢兄は罪を償うために、デジタルワールドを目茶苦茶にしようとする女を倒すために動いてるっちゅうわけや」
ヒカリ「じゃあ、大輔君も?」
ギルモン[ああ、大輔もその女を探してんだ。ついでにダーク
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ