第五十九話 僅かな和解
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のに…優しくしてくれた…私、もっと大輔君の力になってあげればよかったって後悔してる」
京「でも、どうして一乗寺賢と行動を一緒にしているのかな…?」
アルマジモン[俺達よりあいつの方が何万倍もマシだって言ってたがや]
京「それでも!!確かに大輔に全て押し付けたのは悪いと思ってる…でも、彼はキメラモンを造って、デジタルワールドを支配しようとしていたのよ?それなのに、どうしてそんな彼に心を許せるのか…私には分からない」
伊織「そういえば、フェイトさんとはやてさんとはいつ知り合ったんでしょうか?」
京「そういえばそうよね。私、あいつに外国人の知り合いがいるなんて聞いたことないし…後で聞いて…」
ホークモン[聞ける訳がないでしょう。私達は心底嫌われてるんですから…]
京「そうだった…」
パソコン室に重苦しい空気が蔓延する。
フェイト「大輔?」
大輔「ん?」
ブイモン[あんまり元気ないけど…。あいつらのせいか?]
大輔「いや…あいつらのせいじゃない…非情になれない俺のせいだ…」
賢「大輔、君は優し過ぎる。君が全て背負う必要はない」
大輔「ああ…分かってるさ」
チビモン[それにしてここ、いい村だよね〜]
はやて「せやな。モチモンまみれや。かわええなあ…」
大輔達が現在いるのは、モチモンの村。
ここの畑で採れる野菜は味が濃く、フェイトとはやてが居候している村なのだ。
しかも湖が近くにあるので、魚を捕るのにも困らない。
かなりいい場所にある村だ。
大輔「ここ毎日秋みたいだよな。涼しいし、魚は脂がのってるし…」
チビモン[木の実も美味しいしね〜]
ギルモン[オラ、この村気に入ったぞ]
フェイト「本当、とても過ごしやすいよ」
賢「でも此処にいつまでもいるわけにはいかないよ」
ワームモン[賢ちゃん、少しの間くらいゆっくりしてこうよ]
はやて「そやで賢兄」
賢「うーん…じゃあ少し休憩しようか」
全員【賛成!!】
そしてモチモンの村から大分離れた街では、京達がミミのSOSを聞いて、デジタルワールドに来ていた。
ダムを壊そうとしているゴーレモンをシュリモン達が必死に抑えている。
ミミ「大輔君はどうしたの?」
伊織「大輔…さんは…」
タケル「大輔君は今、別行動をしているんです…」
ミミ「別行動?」
京「一乗寺賢と一緒にいるんです。此処にいないってことはD-ターミナルを持ってないんですよ…」
決別したことを知らないミミは口を開く。
ミミ「一乗寺賢君と一緒にいるなら…誰か一乗寺賢君の
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