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ひねくれヒーロー
いくら遅くても季節はずれになることはない
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乙女が降臨しよった


「・・・酔った勢いに任せれば?」

「ダメよ、私の方が酒強いんだから
 事に及んでも、アイツの記憶が飛んで有耶無耶になるわ」


ごめん、私が言いたかったのは勢いに任せて告白すれば?ということであって

決して酔った勢いで既成事実を作れと言うことではない

・・・私結構相談事とか乗る方だけれど、恋愛相談は初めての経験だよ


「外堀から固めて、逆に告白させるとか」

「外堀・・・三代目にこんなこと相談するの!?」


・・・相手はアスマか

一応名前伏せての相談のはずなのに、即行バレたぞ


「いや、相手の友人とか・・・親は結婚の時だろ」


紅となら反対はなさそうだけれどなぁ

むしろ賛成の方が多いんじゃないか?

紅は幻術系のエリートだし、まだ若いし、思想が偏ってるわけじゃないし


「け、け、け、けっこん・・・」


ダメだ

顔を真っ赤にしてうわ言のように結婚と呟き続けている


「さっさと告白しといたほうが良くないか?
 婚期逃すぞ」


この一言が、紅を怒らせてしまったらしい

目が据わってる


「・・・アンタはどうなのよ!
 アンタはカカシとガイ、どっちとくっつくのよ!」

「なにその究極の選択」

「・・・あぁ、どっちもなんとも思ってないのね・・・」


そんなチャレンジャーにはなれない


「ガイも何とも思ってないぞ、カカシも四代目が違うって言ってたし」


ん!カカシのあれは憧れだよ!もう実らないよ!って四様言ってたし

弁当食ってる背後でいきなり呟かれたから吃驚したな


「なら、あのペインとか言う奴?」

「ないわー」


自分が逃げ出すようなところに女置いていくようなやつゴメンだわー

あ、女に追い出されたのか?


「・・・アンタ恋愛したことあんの?」

「なにそれおいしいの?」

「・・・私よりアンタをどうにかしないとダメな様ね」

「私は婚期逃しても別に良いかな」



創設時代に婚期逃がしたからもう平気




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