暁 〜小説投稿サイト〜
ひねくれヒーロー
物事は失敗に終わっても
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イ先生は先生が何とかしてくれるだろうし、バレても仮にも上忍だ

黙秘してくれることだろう


「ところで、コン
 オレこれから地獄の業火云々の噂は否定しないわ
 むしろ肯定する」

「げほっ」


飛び起きようとして体が動かず、そのまま先生の腹に沈み込む

先生の腹は堅かった

鉄板でも入ってるんじゃないんだろうか

絶対六つに腹筋割れてるぞこの人


「・・・木の葉に帰ったら綱手様に診てもらうぞ
 生命維持そっちのけで暴れ続けたんだ、体調が悪化して当然、入院してもらうからな

 ・・・せっかく尾が三本になったけど、体調管理にしか使えないんじゃないか?」


・・・三本、目の尾・・・


「あとソラは無事だ
 人柱力でもないしな、尾が抜かれても平気だった
 ???大方、ソラを守ろうとしてオレ達の存在忘れてたんだろ?」


????シュロ、お前読心能力あったっけ?


「はぁ・・・今後暴走するときは敵味方識別機能つけとけ、この無差別MAP兵器!
 お前の目標はサイバスターだサイフラッシュだ!」

「サイ・・・何?」

「!
 ね、ネタが通じてない・・・!?」

衝撃のアルベルトは解かったじゃないか!


そう叫ばれても分からないものは分からない

あのおっさんは・・・色々衝撃だったから・・・

そう思いながら、眠気に身を任せて瞼を閉じた








◆◇◆シナイ◆◇◆









火ノ寺・本堂にて棺に納められた地陸の姿を確認する

地陸の傍に着いていたという修行僧の話では、金髪の青年によって殺害されたとのこと

デイダラか

命令が気に食わないからと適当に遊んできやがったが・・・

炎のドームを見た瞬間、顔色を変えて何処かに飛び去って行った

だからこそガイと2人でコン達の元へ行けたのだが

再び戻ってきて地陸をやったのか


「薄墨殿の協力のお陰で老人、幼子の退避はすぐ出来たのですが・・・
 寺を守ろうとした地陸さまは・・・」


項垂れる修行僧に声をかけれず、ただ地陸に手を合わせる

暁とジャシン教の繋がりを確かめるこの任務

地陸の死で、この任務は達成できたかと問われると、達成できていないだろう

自分の世界の記憶を持つ人間と会話するのは楽しかった

それなのにこんな結果になってしまった

・・・あいつらが近隣をうろうろしていたのは、記憶持ちを殺す為だったのだろうか




御意見番あたりからは小うるさく騒がれる

今後のことを考えれば頭が重くなった





















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