標的6 迫り来る影
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結局なんのあてもないまま自分の家へ帰宅したツナだったが・・・
「ただいまー、ん?」
靴がいつもより多いことに気がついた。
「おかえりツー君」
沢田綱吉の母である沢田奈々が出迎えてくれた。
「誰かお客さん?」
「ええ、ツー君のお友達が来てるわよ」
自分の部屋に入ると・・・
「ちゃおっす、ツナ」
「おう、極限に元気か沢田?」
「うるさいよ、もう少し静かにできないの?」
ツナの部屋にいたのは家庭教師リボーンとツナの守護者達だった。
「なっ、お兄さん、雲雀さん、それになんでみんないるの?」
ツナは慌てながらリボーンにヒソヒソ言った。
「な、なんでこの2人もいるんだよ」
リボーンはいつも通り無表情で言った。
「レイアから話があったんだろ?雲雀と了平にも聞いてもらった方がいいかと思ってな」
「ん?お前、レイアさんのこと知ってんのか?」
「ああ、何度か会ったことがある、そんなことより」
リボーンがツナに銃口を向ける。
「さっさと話しやがれ」
「全世界を支配を支配をするにはどうすればいいかな、ジェラートよ」
ウィンディは静かに言った。
「あ、あんた沢田綱吉を殺すんじゃなかったのかい?」
ウィンディの発言にジェラートは驚いた。
「ああ、確かにそうだ、だが最近思うんだが沢田綱吉を倒したところでこの恨みが晴れるとは思えなくなってきてな、それに本当に奴の子孫なのか、ヴァリアーを倒した男とは到底思えない」
一体この男は何を考えているのだとジェラートは思った。
「まっ、なんにせよオレらはあんたに従うだけだけどな」
「そうか、だが狙う理由がわかんねえうえに名前だけじゃな」
リボーンがため息をつく。
「僕は帰るよ、沢田綱吉がどうなろうと関係ないからね」
雲雀はそう言うと帰って行った。
そして了平はというと
「とにかく極限にそいつらを倒せばいいのだな、よーし、極限に修行だあああああ」
そう言うと了平も帰ってしまった。
「ど、どうすんだよリボーン」
ツナが焦って言う。
「さあな、だが甘いことは言ってられねーぞ」
それから3日後・・・・何も起こらないでいる。
ツナは学校が終わって一人で帰っていた。
その時−−−−
「ツーナさ〜ん」
並盛神社から聞き慣れた声がした。
「ツナく〜ん」
ふと見上げると
「京子ちゃん、ハル」
そこにはツナの想い人の笹川京子と友達の三浦ハルがいた。
「
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