鬼神
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に突き刺そうとした瞬間、その剣先は突き刺さる僅か数ミリのところで弾かれた。
「何ッ!」
刺剣は何者かの手によって止められたのだ───一本の光剣によって。
刺剣を弾いた人物はゆっくりと立ち上がり、首を鳴らしてザザの仮面の先にある目を見て言った。
「よう、待たせたなぁ」
「シオンッ!」
シオンは既にもとの姿に戻っており、右手には白の光剣が握られていた。
「随分と派手にやったもんだな、俺が知らぬ間に。アンタもさぞ楽しかっただろうな、でも安心しな・・・さっきよりもっと楽しませてやるからよ」
「・・・・・」
シオンは光剣を器用に振り回し、剣先をザザに向けた。
同時に、フィールドには新たな風が吹き始める。
「さぁ、カーニバルの時間だ!」
荒れ狂う強風の中、今、最後の戦いが始まる───
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