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IS 〈インフィニット・ストラトス〉 〜運命の先へ〜
第17話 「切り札」
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すら回避に専念している。なかなか上手いな。ちゃんと鈴が『龍咆』の照準を固定しにくいようにしている。攻撃のリズムも崩れて苛立っているのが伝わってくる。

『ここだっ!』

一夏にとどめを刺そうと躍起になって『龍咆』を乱射していた鈴に遂に隙が生じた。一夏の動きを捉えきれず、見失った上に背後をとられたのだ。『龍咆』に死角はなくても人間にはある。ハイパーセンサーの補助があっても背後や足下に対する反応は遅れるものだ。

『うおおおおっ!』

瞬時加速で鈴に急接近する一夏。鈴が気づいた時には既に『雪片弐型』を振り上げていた。確実に防御は間に合わない。誰もが一夏の勝利を確信した瞬間だった。
ズドオオオオンッ!
アリーナの遮断シールドを突き破り、何かがアリーナ中央に激突する。アリーナ全体に衝撃が走り、中央は土煙に包まれた。誰もが驚く中・・・、

"異形の胎児"が現れた。

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