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ひねくれヒーロー
解決策は必ずある
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「木ノ葉昇風!!」


空中に向かって突き上げる回し蹴りが、ガイが練りに練り上げたチャクラを伴った回し蹴りがコンの顎に食い込む

衝撃でチャクラの塊ごと宙に浮くコン

炎でガイが火傷を負ったようだが気にせずに、そのままカタパルトでチャクラの塊の真下へ移動

得意の空中歩行で留まる



「・・・カタパルト、射出!」



チャクラの塊の真下に雷球をぶつけ、全力のチャクラで加速させ、天高く飛ばした




肉眼では目視できない距離まで飛ばされたチャクラを眺め、チャクラ切れで落下する私




しばらくして、熱風が身を襲った












「シナイ、起きろ」


目を開けると、何時も通り濃いガイの顔がアップで映った

変な声出そうになった

ガイに手伝ってもらって身を起こせば、私の腹を枕にボロボロのコンが寝ていた


・・・どうやら、暴走は鎮まったらしい


「ふん!」

「痛い!」


身を捩ってコンを腹部から落とす

ゴチっと鈍い音が頭部から聞こえ、小さく叫んで飛び起きたコン


きょろきょろとあたりを見回して、私の顔を見た


「・・・!
 遂に人外認定を受けたシナイちゃんが起きた・・・!」

「良い度胸だ」


コンの顔を鷲掴み、そのまま力を込めて握りしめてアイサツしてやる

何やら挙動不審に動くコンを放置して、シュロの姿を探す

すぐ近くでソラの治療に当たっているようだ

すーすーと寝息が聞こえてくる所を見ると無事らしい

・・・私が寝ていたのは、チャクラ切れか

ため息が出てくる


「・・・カカシじゃあるまいし・・・」

「チャクラ切れで倒れるとは、珍しいなシナイ」


元々チャクラ量が少ないから節約する癖がついたからな

滅多に倒れることはなかった


「ガイ、足の火傷は?」

「うむ、何故かキレイに癒えた
 呪術だからだそうだが・・・よくわからん」


五代目が仰った誰かを呪う、人を蝕む火、呪術の火か

コンが敵ではないと判断したから火傷が消え去ったのか

シュロにも火傷があったはずだが今はない


「私が気絶してからどうなった?」


不覚にも気絶してしまった

報告書どうしようか・・・


「落ちてきたお前を見て、コン君が正気に戻ってな
 死にかけていたコン君に、仮面の男が何やら術を行使して容体が落ち着いた」


逃げたのにもう一度戻ってきたのか

炎のドームが消え去ったからか?


「シュロが仮面の男と話して、そのまま彼は立ち去って行った
 それからお前とソ
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