暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
ファントム・バレット編 〜守り人たち〜
夏ノゆウ暮れ そろいシ英ユウ 果てナきカナシミ
[4/6]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
呑まれて倒れこむ―――――。
(謎ばっかりだ・・・・!)
何もできない自分にイラついていると、キイイイイッという音が響いていることに気付いた。
向かっているのは・・・ここだ!!
「本郷さん、何か来ます!!」
本郷も気付いたようだ。
窓を開け、確認する。そこに来たのは―――――
(スカル・・・ジョーカー!?)
それに――――――
「ライトさん、リンさん!!」
SPIRITSを発動し、完全開放して全員を受け止める。
(この・・・匂いは―――――)
電子及び放射能。全員を担いで、本郷へと叫ぶ。
「本郷さん、怪我人です!!全員、優先度A、レッド!!」
本郷が駆け出し、集中治療室が開く。
「治療ポッドは開いている!急ぐぞ!!」
「了解!!」
火傷の痕。そこで一つの謎が浮かび上がる。彼らはなぜ、肉体を持っているのだ?
あちらの世界のSAOが終わったという話は聞いていない。
なのに・・・何故?
集中治療室に駆け込み、怪我を確認をする。
三人の確認を完了・・・残るはリンのみ。
服を破って、体を見る。
「あ・・・・」
ユキは言葉が出なかった。
全身に複雑骨折、火傷、腹部は大きく傷つき、血が漏れだしている。
「本郷さ・・・ん。どうしましょう・・・?」
顔を青くし、蒼白な顔でユキは本郷に問うた。
本郷は目を瞑り、苦い言葉を吐き出した。
「私達と・・・同じ存在にするしかない」
「・・・・リカバーキャメルは?」
「無理だ・・・!アマダムを入れればいいかもしれないが、彼はアマダムに選ばれてはいない・・・!!」
自分達と同じ存在・・・否、怪物、化け物。
その宿命に、彼を突き落す。
「―――――っ!!」
耐え切れないのは――――本郷の方だ。
また自分と同じ存在を造り出す。
罪に押しつぶされそうになりながら、彼は電話を手に取った。
「
神
(
じん
)
・・・急患だ。来てくれ・・・ッ!!早く!!」
手術室のドアが開かれる。手術用の服装に着替え、神を待つ。
周りには、さまざまな機械。
これが・・・リンの人間としての『何か』を壊していく。
(すみません・・・!!)
神が室内に入って来る。
(すみません・・・!!)
ユキは涙を流しながら、『改造手術』を始めた―――――。
特別性の、怪人すらも眠らせる麻酔。
全身の骨という骨をG4システム発案の骨格へ。
神経はスーパー1と同じように、機械神経と生体神経。
しかし―――――全員は、ココで大きな壁にぶつかった。
まず一つ目。彼の血が、人間に流れるソレではない事。
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ