ハイスクールV×D ライド20
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誠だった。
「まあ、一度死んだ事だから目を瞑ってやる心算だったが……記憶くらいは無くなる用に殴った方が良いか? ……それとも、ブラスター・ブレードで叩ききった方が良いか?」
その心算で元浜と松田の2人は潰したのだから。
「すいませんでしたぁ!!!」
迂闊に覗きをしたら次は殺される。そう確信した一誠だった。
「それで、君達の用件はなんだったんだ?」
「あ、ああ。単刀直入に言うと……聖剣の破壊に協力したい」
ゼノヴィアとイリナが目を見開く。考えられる理由は一つ、木場の事情だろう。
悪魔の方から聖剣の破壊に協力すると言って来るとは思って居なかったのだろう。逆に四季と詩乃の2人はそれに納得していた。少なくとも、利害の一致は出来ているのだから。
「君達はどう思う?」
そう言って四季に話を振る。
「……なんでオレなんだ?」
「私は一本くらい任せても良いだろうと思っている。破壊できるのであればね」
ゼノヴィアの言葉にイリナが『え!?』と言う表情を浮べるが、
「ただし、既に協力を申し出てくれた君達の判断もあるだろう」
「判った。詩乃はどうする?」
「私は四季に任せるわ」
詩乃の意見を聞くが彼女も四季に判断を任せると言うものらしい。そして、一誠は四季に睨むような視線を向け、
「断る」
「なんでだよ!?」
「言っただろう。半端剣士と変態ドラゴンの力は必要ない、寧ろ邪魔だ」
二人掛かりで四季に敗れたというだけではない。
「悪いが……木場を仲間に入れる事はこっちの勝率低下に繋がる上に、感情に任せて暴走する奴はいるだけ邪魔。前衛はそこの2人とオレで十分。なにより、そいつの邪魔のせいで詩乃が危なくなったらどうする。それに……変態、お前に至っては問題外だ」
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