暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
幸運と覇壊者と英雄
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上へ投げ捨て、両手で大剣を受け止めた。
「んなっ、俺様の剣を!?」
「驚いたやろ?さぁ、俺の強さに泣いてみぃ!!」
真剣大剣白羽取り……こんな芸当が可能なのはキンタロスのみ。相変わらずの滅茶苦茶ぶりである。
「誰が!」
聖雅がキンタロスを蹴ると、逆に聖雅が吹き飛び、キンタロスはデンガッシャーアックスモードを空中で保持すると、そのまま振り下ろしながら落下する。
「ダイナミックチョップ!!」
「くっ!」
キンタロスのダイナミックチョップを聖雅は避け、そのままキンタロスを大剣で倒そうとすると、弾丸が聖雅の頬を掠めた。
そして、蹴りで大剣を弾かれる。
「なっ!?」
「お前、倒しちゃっても良いよね?答えは聞いてない!」
デンガッシャーガンモードを持ったリュウタロスが言い、不規則な動きで聖雅を撃つ。
「むっ……嘗めるなよ!!」
聖雅は大剣の腹で弾丸を弾くと、そのまま突進してくる。
「うわわっ!カメちゃん宜しく!!」
『しょうがないねぇ……』
すると、髪の一部が紫から青に変わり、デンガッシャーロッドモードを持つウラタロスが出る。
「ふっ、はっ!」
「むっ!」
正確で素早い突きを放つウラタロスに、聖雅はガードするしか手段は無く、一方的に下がる。
「聖雅さん!」
そこにマリーが現れ、デンガッシャーを弾く。
弾かれたウラタロスはマリーを見ると、今更の様に言う。
「あれ、女の子も居るんだ。ねぇ君、僕に釣られてみる?」
「誰が!!」
マリーは叫ぶと、聖雅と共に強烈な突きを放つ。
「あたっ!!……全く、女の子ってよくわからないねぇ……」
『カメ公邪魔だ!』
再びモモタロスに切り替わると、デンガッシャーソードモードを持つ。
「さぁて、そろそろお開きと行こうぜ?」
『フルチャージ』
いつの間にデンオウベルトを着けて、パスをセタッチすると、フリーエネルギーがフルチャージされる。
「俺の必殺技、パート1」
そして、切っ先が外れると。
「オラアッ!!」
まず聖雅の心臓を貫き、そのまま体を切り裂く。
「オリャア!!」
そして、横に振ってマリーの太刀を吹き飛ばしながら切り裂く。
「これで、終わりだぁああああっ!!」
最後に上空から切っ先をマリーに叩き付け、マリーのHPをゼロにした。
『勝負あり!勝者ユキ!!』
「へっ、きまっあだっ!!」
ユキが中からモモタロスを弾くと、呆れた声で言う。
「……やり過ぎです。帰りますよ」
『え、あ、ちょっと待て!!』
モモタロスはユキの後を追い掛けてフィールドを出た。
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