暁 〜小説投稿サイト〜
新妹魔王の契約者〜龍剣使いの神皇帝〜
1巻
対白仮面ラース戦
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手応えがなかったので、俺は斬り捨てたと思った相手の名前を呼んだ。ラースと呼ばれた相手はなぜ名前を知っているんだという顔をしているかと思ったが、生憎白仮面が邪魔で見えなかった。まあ俺の心眼で焦り顔をしていると思った。

「なぜ俺の名前を知っているんだ?」

「お前らがいる魔界には、無人偵察機を大量に撒いていてな。ゼストという奴とヴァルガという奴から聞かせてもらったのでな、そんじゃ冥土の土産に教えてやるよ。この剣があのエクスカリバーだと言う事をなっ!」

エクスカリバーだと言う事を知ったラースは、完全にあちらが有利と感じた時には既にラースとの間合い。いや懐に入っていた俺は神速で剣を振り下ろした、今度は手応えがあったかのように俺の剣には聖なるオーラが輝いていたのだった。で、完全に倒したなと思うので、剣を鞘に戻してから空間に入れた。

「ふうー、まあまあだったな。澪と万理亜は、手も足も出なかったようだなその様子を見ると・・・・」

「お疲れ様ですお兄様、ですがあれでも二割くらいしか出していないのでは?」

あれで二割だと聞いた柚希は、一真と一緒に走っていたと思っていたが自分はまだまだ修行不足だと痛感したのだった。そんで敵を倒したので、一真は柚希に手を伸ばして帰るぞと言った後に一真は奴がいた先を見た。

「もう帰ると思ったのに、また門が開くとはな。しかも今度も数百体らしいが、グレンデル、ダハーカ。やっちまえ!」

「「おうよ!」」

そう言った後に召喚して呼ばれたヒト型が、ドウター相手に暴れていたのを見た柚希は何者なんだと思ったらしい。そんで数分後には門から出てきた全ての魔物を葬った二人だったが、一真が上を向くと同じような門が現れた事で指示を出す。

「参ったな、ここでグレンデル達の正体を出す訳にはいかなかったがしょうがないか。グレンデルとダハーカは龍化だ、俺も行く!」

「「了解したぜ!一真の旦那」」

そうして指示を聞くと共に二人は光輝いたら、柚希の目の前には深い緑の巨人型ドラゴンと頭が三つあるドラゴンとなった。一真はというと、背中からまるで天使の翼のように展開すると剣を持って飛んで行ったのだった。それを見ていた深雪に問い掛けた柚希。

「深雪さん、一真はいったい・・・・?」

「お兄様から聞いていないのですか?創造神黒鐵様ですよ」

「・・・・創造神黒鐵様」

「私達魔族でさえ最近になって知りましたが、翼の数。6対12枚の翼をしているのが、上位神の証だと」

そうして上空にはまるで花火が撃ちあがったような感じだったが、翼を武器にして一気に斬りつけてからグレンデルとダハーカの攻撃により倒した。本当なら喰い殺すが、ドウターはまずいし倒すと塵になるので殺し方は拳や息吹で倒したような感じだった。全てを倒
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