暁 〜小説投稿サイト〜
リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第五十一話 エテモンの過去
[3/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
れたら、デジタマに戻れる可能性もあがるだろ。待ってることなんかいくらだって出来るんだ。俺達はデジモンだからな。死んだってまた生き返るんだ。おかしくなった原因知ってるの、ナノモン様だから。最後まで、あの人がダークケーブル作ろうってするの、やめさせようとしてたのはナノモン様なんだ。あの人が記憶を失ってんのは当たり前なんだよ。また邪魔されたら面倒だからって。エテモン様がスクラップにした時に、わざとその部品、ナノモン様の仕事場だったスクラップ場に隠しちまったんだ]
賢「成る程、つまりデータチップさえ見つけて、ナノモンの記憶を取り戻すことさえ出来れば、ナノモンは味方になり、エテモンを正常に戻せるわけだね」
大輔「確かに完全体のナノモンが味方になってくれればかなり心強いな。賢、確かはやてにD-ターミナル預けてたよな?」
賢「うん」
大輔「んじゃあ、はやてにメールを送って………よし」
はやてのD-ターミナルにメールを送信すると、頷くと同時に立ち上がる。
ガジモンに案内され、データチップのあるスクラップ場に向かう。

































そしてスクラップ場に来たのはいいのだが、大量のスクラップがあり、大輔、賢、ワームモンは頭を抱えた。
ワームモン[こんな大量のスクラップからデータチップを探すなんて、砂漠に落ちた米粒を探すのと同じくらい大変だよ…]
大輔「愚痴っても仕方ねえだろ。とにかく、手分けして探そう」
全員【おおーっ!!】
ガジモン達も手が空いているガジモンに協力を仰ぎ、ワームモンからデータチップの特徴を聞くと、データチップ探しを開始した。
































最下層にある隠し部屋にはすずかがいた。
すずかが目を覚ますと、視界に移ったのは見慣れない天井。
そして視界の隅に一瞬移ったルナモンにすずかはそちらへ目を向けるとそこには壁に貼り付けられ未だ眠っているルナモンの姿があった。
すずか「ルナモン!!…っ!?」
急いで起き上がろうとするもののそれは両腕、両足が拘束されている為無理だった。
その時に聞こえたのは、ナノモンの声。
ナノモン[無理しない方がいい、ルナモンは気を失っているだけだ。こいつにはエテモンを倒すという使命があるからな]
すずか「エテモンを?お生憎様!!ルナモンは私がいなきゃ進化出来ないんだよ!!」
ナノモン[お前を使うつもりはない…]
すずかの身体の上を光が通過した。
すずか「何、この光…?」
ナノモン[お前をコピーしているのだ。お前達はまだ紋章の力を全く引き出してはいない。だから私がこのコピーを
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ