四弾 好奇心猫を殺す? 黒猫はミルクを好む?
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《スヴェン》に任せてるからな」
「おお、随分と信頼しているみたいっスね!もしかして、これが理子ちゃんが言ってたびーえると言う奴なんっスかね?」
びーえるって何だ?
意味はよく分からねえけど、なんとなく嫌な予感しかしねえ。
「何を言ってるんだ、お前?」
「意味はよく分からないっスけど、理子ちゃんが妹萌えとギャルゲーは好きだけどびーえるという属性は好きじゃないって、前にキンジ君とトレイン君、スヴェンさんの写真を見ながら話していたっス。
それより今日はなんだか暑いっスね……」
理子とか言う奴が俺とキンジとスヴェンの写真を見ながら話てた?
さっぱり訳わかんねえけど、なんか嫌な予感しかしねえから知らない方がいい気がするな……。
あんまり知りたくねえし、話題変えるか。
「あー、ところでアリア見てねえか?」
「ん?アリアちゃん?
今日はまだスヴェン先生達しか見かけてないっスよ。
どうかしたんっスか?」
「いや、ここで待ち合わせしてるんだ。
8時に来るはずなのに来ないからなんかあったのかと思ってな」
「んー、電話してみたらどうっスか?」
「アリアの番号まだ知らねえよ」
「仕方ないっスねー。ちょっと待ってて」
サヤは携帯電話を取り出すと電話をかけ始めた。
直ぐに繋がったようで電話越しにアリアの声が聞こえた。
「……うん、うん。え?トレイン君を……一人で?
ちょっとそれは……うん、うん。わかったっス。そういう事なら貸してあげるっス。
でもあげたりはしないっスよ?
……分かったっス。」
なんか、変な事を言っているような気がしたが……サヤ、お前何の話をアリアとしてるんだよ。
「トレイン君、お電話代わるっス。アリアちゃんに繋がっているっスよ」
「代わったぜ」
「かけてくるのが遅い!風穴」
電話番号知らねえのに、理不尽だろ。
「もっと早く電話するか、とっとと部屋に来なさいよ!
それくらいアンタならできるでしょー?
国家機密A認定の抹殺人、黒猫なら」
「一体、誰から聞きやがった?」
「それも含めて大事な話があるから早く上がって来なさい!
サヤには電話で伝えたけど今ちょっと手が離せないから一人で来て」
そう言うとアリアは電話を切りやがった。
「もう終わったっスか?」
「ああ、早く上に来いだとよ。
全く、何様だよ」
「まあまあ、いいじゃないっスか。
女の子の部屋に呼ばれているなんてきっと武藤君あたりが聞いたら発狂ものっスよ?
女の花園、女子寮にお呼ばれされるなんてなかなかないっスから」
「別に行きたくて行くわけじゃ「美味しいミルクが用意してあ
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