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新妹魔王の契約者〜龍剣使いの神皇帝〜
1巻
整理後に宴×一真の策略と黒幕の正体
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俺らに差し向ける何て思わなかったぜ。雑魚ほどな連中なのだからせめて一閃だけで倒れないでくれと心の中で頼んだけど、雑魚中の雑魚のようだったな」

白仮面と一真との会話を聞いた深雪と沙紀は、さすがと言いたいが澪は今までやってきたのを全て雑魚だと言う。あとは五年前の話を深雪の口から語ったが、それについては俺の完全な策だと言う事をな。あとは最近になって色々と倒してきた甲斐があったと言う事だ。

「はぐれ悪魔や先ほどの雑魚もそうだが、どうやらお前を倒せば何とかなりそうだなっ!」

そう言うと一瞬で白仮面のところに行き剣を白仮面に斬りつけるが、何らかの不可視の力で弾かれたので俺は後方へ吹き飛ばされずに着地をした。こいつはなかなかの強者だが、ここでやると学校が倒壊するかもしれない。

「・・・・一真」

駆け寄ってきた柚希に俺は頷くが、まだ俺の本気を出していないので実力は一部しか見せていない事も。里だとA級だと思うが、今の防ぎ方で何となくどういう使い手なのかを理解した。万能タイプの一真なので、相手がどういうタイプの者なのか判別は出来る。ま、こちらには障壁があるので相手が攻撃してきた影が不意打ちで澪を狙うが障壁で守られてから蒼太の持つ疑似聖剣で真っ二つだ。

「お前が言うセリフを俺が言うのもあれだが、澪の中に眠る先代魔王ウィルベルトの力・・・・例え未覚醒でも力の波動は漏れ出し、その力に惹かれてくる低級はぐれ悪魔が寄ってくる。悪魔が人間に危害を及ばせれば澪の存在が原因とでも言いたいのだろう。そうなれば当然里の連中は澪を監視から消滅対象へ切り替える」

「ほう・・・・君は相手の思考を読む力を持つようだが何者だ?まあ消滅対象を庇えば、君はこの世界の裏切り者となる。勇者や魔族であっても見逃せない状況と見る。だからそこの彼女は、君に彼から手を引くように言おうとした。そうならない為にそこの兄妹やお付のサキュバスが、この数日間街中に潜むはぐれ悪魔を刈っていた。しかも彼の仲間だけでね」

「説明ありがとう白仮面野郎、だがな澪の力を渡すような真似はしない事だ」

澪の背後から影が出現したが障壁により守られてから、一真が持つ剣で一刀両断してから白仮面に向かうが不可視な力で弾かれながらであったが、時には敵障壁ごと真っ二つにして見せたので、同じ剣を持つ柚希でさえ今の障壁を真っ二つにする事は相当な技術が必要だ。それから一真が柚希に目線だけで、行動をしたので柚希は霊刀を抜き放ち虚空へと降り下ろした。今のでダメージ喰らったかなと思ったら、轟音と共に衝撃波が生まれ、一直線に白仮面に襲い掛かる。

「へぇ・・・・威力は中々だね。おっと」

あっさりと横へと跳んで回避しようとしたが、それを読んでいた一真が着地点からの剣捌きで斬り裂いたはずが白仮面は宙へと回避するのだ
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