暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico7恋する乙女の道は恋する乙女
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と一緒なんだから、いつでも一緒できるよ。だから、えっと、うんっ、まずは、クラスの子たちとの親睦を深めるのを大事にしようか?」

「そうだよ。あと3年もあるんだから。最初の数日くらい、どうってことないよ」

「だから大丈夫。問題を解決して、クラスメートともうんと仲良くなった後で、みんなで一緒に食べよう♪」

「うぅ、なのは、フェイト、すずか・・・。ありがとう。ぐす」

なのは達ばかりに偏っちゃダメなんだよね。判ってる。今はまだクラスメートのみんなともっと仲良くならないと。そう改めて思ったわたしは袖で涙を拭って、「よしっ。サクッとルシルと武塔君を仲直りさせよう!」グッと握り拳を作って高々と突き上げた。

「えっと、それじゃあ帰りはどうする? 私たちは休みだけど・・・」

なのはからの確認に「帰りは・・・」これもまた即答できなかった。放課後もまた仲直り作戦の活動時間内かもしれないし。作戦リーダーのルシルからの「未定かな。一緒に帰れそうなら念話で。いいかな?」提案に、「それでいいよ」なのは達はオーケーした。

「咲耶個人を選ぶなら反対なんだけど、2組全体だって言うんならしょうがないわね」

「アリサ。いい加減に仲良くしたら?」

「向こうから歩み寄ってきたら考えてやるわよ」

アリサと咲耶もまた仲良しになれば、もっと楽しい学校生活が遅れると思うのに。とにかく、お昼はクラスのみんなと済ませる事、帰りは未定で、一緒に帰れるなら思念通話で伝えるってことを決めた。

†††Sideイリス⇒はやて†††

接続塔の中央階段でルシル君やすずかちゃん達と一旦別れた後、わたしはシャルちゃんを付き添いとして一緒にエレベーターに乗った。すると早速、「・・・で? ルシルは一体どうしようってしてるの?」シャルちゃんから訊かれた。

「ルシル君は、刀梅ちゃんと武塔君をくっ付けるって言うてたけど・・・。ホンマに上手く行くんかなぁ〜・・・」

答えた後に腕を組んで唸る。ルシル君の案を聞いたシャルちゃんが「また思い切ったことを考えるね〜。なるほど〜」微妙に賛同するようなことを言うて苦笑。そんなシャルちゃんに「上手くいくと思うんか?」って訊いてみる。

「どうだろ。刀梅が武塔君をどう思っているかだよね」

「刀梅ちゃんも、武塔君のことを少なからず特別に思ってるって、ルシル君は言うてたよ」

「・・・そう?」

「さあ?」

「まぁ、他の男子よりかは親しそうだったよね。下の名前で呼んでいたし」

「あ、それはわたしも思うてた。そやけど、それだけで刀梅ちゃんも武塔君が好きかどうかは・・・」

「判んないよね〜」

シャルちゃんと一緒に唸る。わたしは「とりあえずは、刀梅ちゃんに武塔君のこと訊いてみようって思う」って自分
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