第四十九話 修業
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ブイモン[はあ…]
白い世界で横になるブイモン。
一体、何回くらい“大輔”とフレイドラモンシャドウに挑んだだろう。
最初は優勢でも最後にアッサリと逆転されてしまう。
しかし大輔はあることに気づいていた。
あの“大輔”とフレイドラモンシャドウの戦い方に。
大輔「…ブイモン……」
ブイモン[ん?何?]
大輔「あいつらとの戦いで分かったことがある。」
ブイモン[え?]
大輔「今まで俺達はどれだけ力の使い方に無駄があったかって。」
ブイモン[………]
大輔「今までの俺達って力を全開にしたままで戦っていた。だからあっという間にエネルギーが底をついてしまった。あいつらのように。攻撃と移動の時の一瞬。そして防御の時だけオーバードライブを発動すれば…結果的に長時間の戦闘が可能になる」
ブイモン[成る程、やってみよう大輔!!]
大輔「ああ…」
再び、“大輔”とフレイドラモンシャドウに挑もうとした時、仲間達の声が聞こえた。
大輔「皆!!?」
大輔『どうやらピッコロモンの結界が破られたようだな』
大輔「……」
大輔『…行ってこい』
大輔「え?」
“大輔”の発言の意味が分からず、大輔は目を見開いた。
大輔『力の使い方は分かったんだろ?ならスペシャルメニューは完了だ。さっさと行け』
手をヒラヒラと動かしながら、扉を出現させる“大輔”。
大輔「………」
大輔『行けよ。そして守れよ?大事な奴を』
それだけ言うと“大輔”は消えた。
ブイモン[大輔…]
大輔「ああ、行こう。皆が危ない。」
気がつくとそこはピッコロモンの結界内の森であった。
大輔「ピッコロモン。もう充分だ。ありがとう皆を守ってくれて、後は俺に任せてくれ。行くぞブイモン」
ブイモン[…おう!!]
大輔の意志に呼応するかのようにブイモンの身体が光に包まれる。
ブイモン[ブイモンアーマー進化!燃え上がる勇気!フレイドラモン!!]
フレイドラモンは大輔の言っていたように。
攻撃、防御、移動の時のみオーバードライブを発動させるように心掛ける。
フレイドラモン[ナックルファイア!!]
オーバードライブで強化された豪火球がメタルティラノモンに直撃する。
怯んだ隙に、フレイドラモンからライドラモンにアーマーチェンジする。
ライドラモン[サンダーボルト!!]
蒼い雷が広範囲に渡って放たれ、エテモンのスピーカーとなっている朝顔を燃やしていく。
そしてフレイドラモンにアーマーチェンジすると、蹴りを喰らわせる。
フレイモン[行けー!!そこだ!!]
チビモン[やっちゃえやっちゃえ!!]
フレイドラモンがメタルティラノ
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