第1章 追放の身
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行くぞ。」
「わかったよーじゃーねリノス兄ー!あとおめでとうー!」
ヴァリに腕を引っ張られて父さんの部屋に向かう。
「リノス兄の前ではあぁいっちゃったけど、結局なに見つけたの?父さんがそんな感じなんじゃ秘密にしたいことなんじゃないの、それをヴァリが見つけたのって。」
「ばれてたか。リノス兄にも分かってるだろうな。」
「うん…でもまあ、このテの話って今まで大概がエルファイアのことだったじゃない?一応スゥエルミナのリノス兄は関わりにくいのはわかってると思うよ?」
「そうなんだけどなぁ…。」
「ヴァリらしいっちゃらしいけど、考えすぎじゃない?」
「お前が考えなさすぎなんだよ!!」
「すーいませんねーバカで。」
「お、おい!待てよソーラ!」
逃げ足だけは早い。
ヴァリなんか置いてけおいてけ。
「とうさんっ!!私にようがあるって聞いたけ
ど何?」
勢いよく扉を開けると…
さっきまで別れを告げたはずのリノス兄と、両親、そして
―――現頭領、叔父がいた。
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