暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
激闘、雷と氷!
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れを見て、キリトは剣を動かした。
「<雷鳴竜撃(ライトニングドラグーン)>!」
「<ライトニング・メテオストリーム>!」
互いの剣技がぶつかり合い、HPを同等位まで下げていく。
「ラアッ!」
「ハアッ!」
互いの突きがヒットして放たれたとき、両者の剣にはそれぞれの属性が付与されていた。
「<雷狼一撃(サンダービーストストライク)>!」
「<ブレイクエンド・ストライク>!」
雷鳴格闘技<雷狼一撃>。
断罪剣<ブレイクエンド・ストライク>。
互いの一撃はそれぞれのクリティカルゾーンーーー即ち心臓へと当たり、HPを散らした。
「……今回は俺の勝ちだな、ライト?」
キリトは言う。が、ライトはニヤリとする。
「そうだな。ーーー狩人としての俺とは、な」
すると、ライトの上空から雷が放たれーーー髪を金色へ、装備を黄金の鎧となったライトが立った。
「嘘だろ〜……」
そして、キリトが消えた瞬間。
「……」
ミヤビがミザールに止めを刺していた。
「……その髪、別人格?」
ミヤビが聞くが、ライトは首を横に振る。
「NO。コレが本来の俺さ。ーーーミヤビ、この際だ。昔話を教えてやろう」
「……?」
「むかーし昔。アインクラッド中層で不思議な噂が発っていた。
曰く、雷を纏いし黄金の剣士。
曰く、その物の雷は触れるものを実際に燃やし、破壊する。
曰く、その雷は怒りの象徴。
曰く、雷鳴をも上回るーーー」
ライトが手を軽く振るうと。




ズガァアアン!




辺り一帯に稲妻が生来した。
「ーーー空間破壊能力保持者、と」
「……それが、貴方?」
「YES♪俺が狩人の名を持つ前の二つ名、<雷帝>……それが本来の俺様って訳だ」
ライトは近付き、ミヤビを見る。
「……どうした、その手で触れれば良いだろう?そうすれば、お前の心意進化させたスキルを発動出来るぜ?」
すると、即ミヤビがライトを掴むがーーーー

「バァカ、触れるわきゃねーだろ」

ライトが雷と化してミヤビの真後ろに現れた。
「なーーーー!?」
ミヤビが動こうとすると、剣が首につきつけられた。
「……雷は空気中にある物質から作られる。俺を消したきゃ、此処等一帯の空気中にある物質を消してみな。最も、【それで俺が終わると断定出来るなら】な」
ミヤビはそれを聞いて、微かに動揺した。
ーーーーが。
「……ま、今回は奢りだ。楽しませてくれた礼にな」
ライトはそういって、俺に言う。
「降参だ。勝ちどきを」
『……勝者、キリト・ミヤビ組』
それを聞くと満足そうにライトは闘技場へと戻った。


ライトSaid

「っ、はぁ……はぁ……」
俺は闘技場の通路の壁を伝い、滑りしゃがむ。
『……どうして止めた、俺』
身に封印され
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