恐るべきは
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肉体の死は何でもない。恐るべきは霊魂の死である。
?徳富蘆花?
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恐るべきは
◇◆◇シナイ◇◆◇
やはり、暁とジャシン教は繋がっていたんだな
第三者の眼から見ても繋がりが感じられるということは・・・私の考えは間違いでなかった
・・・
・・・
・・・
間違いでなかったのは良いけれど、これからどうしようか
何一つ考えてなかった
・・・増援組が来るまで、待機でいいかなもう
「・・・まじらず、上忍?」
黙り込んでしまった私に声をかける地陸
あ、不味い
相槌の一つもうってない
慌てて声を絞り出す
「え、あぁ・・・やはり暁と繋がりがあったのですね
まとめられた書類を確認し、情報専門の追加人員が来るまで寺に滞在させていただいても、構わないでしょうか?」
「えぇ大丈夫です
私個人としましても、お聞きしたい事がございますので・・・」
じっと見つめられる
私もお聞きしたいんですよ伝記について・・・
じっくり話し合いましょう
さて、寺への滞在許可は下りた
追加人員が来るまで修行でもさせるべきだな
ガイとサイは・・・面白い事になりそうだ、この二人セットにして修行させよう
コンは、さっきまでなんか寺の少年と仲良さげだったなぁ
寺の武術を習得させようか
さっき火葬とか言ってたし、案外相性良いんじゃないか
「・・・火葬」
思わずコンを見る
うっかり溢した言葉にコンが強張った
「まじらず上忍、含み笑いでこちらを見ないでください」
だって・・・ねえ
◇◆◇鴉◇◆◇
水の国、霧隠れの里のはずれ、その上空???
雨雲の中を飛びまわり、人を探す
水を含んだ羽がひどく重たい
チャクラを込め水を蒸発させ瞬時に乾かしながら空を飛ぶ
雲隠れの雷の鎧のように、あっしの体は火に包まれている
見る者が見れば、火の鳥だと騒がれそうなもの
あぁこんな空を飛ぶぐらいなら、あの薄暗いアジトで寝ている方が良かった
だが命令は絶対
忍鳥たるもの受けた任務は達成せねばならない
何時間も飛び続け、ようやく見つけた御人は、無数の墓標の前に立ち尽くしておられた
探し人めがけて急降下
風を切り、雨をよけ、彼の人の攻撃範囲より逸れた墓標に足をかけた
「???鬼鮫の
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