第四十七話 合成
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まれた岩が露出していた。
フェイトのD-3が強い光を放ち、紋章はディスプレイに入った。
全員【うわあああああ!!?】
足場を無くし転げ落ちる子供達。
エテモンが悔しげに呻く。
大輔「痛てて…ここは?」
ユーノ「もしかして地下にある遺跡…?」
すずか「ラッキーだね」
ルカ「…紋章の反応があるよ」
ルカのD-3は依然として反応している。
大輔「探してみよう。」
賢「皆、散開」
子供達は散開して、紋章を探す。
入り組んだ遺跡の為に、行き先が行き止まりだったりすることあった。
アリシアは奥へと進むと、大きな扉があった。
アリシアは興味津々といった感じで、扉を覗いた…。
そして別の場所では紋章が刻まれた壁があった。
ルカがD-3を翳すと紋章はディスプレイの中に吸い込まれた。
ルカ「やった…」
賢「これで5つ…この調子ならすぐに…」
アリサ「ねえ、アリシアは?」
フェイト「え!?」
子供達が慌てて辺りを見回すと、確かにアリシアがいない。
フレイモン[何処行ったんだあいつ?]
チビモン[探そうよ]
子供達がアリシアを探そうと足を動かそうとした瞬間。
なのは「ねえ、あの機械って何かな?」
なのはが扉を開け、中に入ると広い研究室のような部屋だった。
中にはコンピュータ等の電子機器。
複数の大型カプセルが置かれていた。
まるで実験室のようだ。
賢が前に出ると機器を操作する。
コンピュータの画面には様々なデータが羅列している。
かつてのデジモンカイザーとしての経験が皮肉にも役立ち、テキパキと作業を進めていくと、ある単語が目につく。
賢「ジョイントプログレス?」
なのは「ジョ…イント…プログレス…?」
はやて「何やの?それ?」
大輔「ジョイントは“接合”。プログレスは“進歩”を意味する単語だ。」
賢「ジョイントプログレス進化…略してジョグレス進化は、二体のデジモンが融合し、より高い能力を持った個体へと進化する方法。どうやらここでは、その研究をしていたらしいね」
ユーノ「ジョグレス進化…具体的にどんなデジモンが?」
賢「えっと…あった。シャッコウモン、古代種のエンジェモンとアンキロモンがジョグレス進化したことで誕生した完全体デジモン」
画面に映ったのは、エンジェモンとアンキロサウルスを思わせるデジモンがジョグレス進化したデジモンと思われる土偶のようなデジモン。
アリサ「ちょっと待ちなさいよ。何で天使と恐竜の組み合わせでこんな格好悪い土偶になるのよ?土偶になる要素ないじゃない」
ルカ「確かに…他には無いの?賢さん?」
賢「そうだね…シルフィーモン。古代種のアクィラモンとテイルモンが
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