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勇者指令ダグオンA's
第三十三話 やるぜ!究極の必殺技!
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!!」

「でも!お父さんとお母さんが!!」

「もう助からない!!諦めろ!」

「いや・・・いやーーーーーーーーーーー!!」

局員に連れて行かれ両親と引き剥がされた飛鳥。

「やめろ・・・どうして今になってこんなものを見せる・・・」

飛鳥の身体を過去に捨てたはずの恐怖が襲っていた。そして後ろでは。

「全く馬鹿だよな〜」

「そうそう・・・助けられたけど危険冒してまで助けに行く必要なんてないし」

目の前の局員たちは飛鳥の両親を故意に見捨てた発言をしている。

「う・・そ・・・」

「全く・・・無茶してでも助けるなんて相当な馬鹿だよな〜」

「あれ?怒ってんの?じゃあその怒りで俺たちを殺してみろよ」

その言葉に飛鳥は

「・・・ざけんな」

「なに!?」

「ざけんな!!」

飛鳥は目の前の局員を睨み付けた。

「へん!あんな状況で助けに行くなんて相当な馬鹿なんだよ」

その言葉に飛鳥は局員を締め上げた。

「わからないかな・・・だからあたしがそういう馬鹿になったんだろうが!!!」

飛鳥が局員を殴ったと同時に暗闇が晴れた。

「はぁ・・はぁ・・今のは一体?」

「ほう・・・私のトラウマエディションを打ち破るとはね・・・君の精神力は並外れているようだ」

「トラウマエディション?」

「さあ行こうか・・・ティアナ」

「はい・・・」

シャーマ星人とともに飛び去るティアナ。

「待て!」

「ふん!」

次の瞬間シャーマ星人から発せられた光が飛鳥を飲み込んだ。

「く!」

光が晴れるとそこには誰も居なかった。





ダグベース

力、飛鳥、北斗、サイモン、チームアルフェリスが集まっていた。

「ティアナが宇宙人に操られた?」

飛鳥の説明に力は混乱している。

「ええ。なんか知らないけどトラウマエディションとか言う技で人の古傷抉りやがった」

「トラウマエディションだって!!」

その言葉にサイモンが反応した。

「知ってるの?」

「ああ、奴はシャーマ星人精神支配を得意とする宇宙人だ・・・」

「精神支配だと・・・」

「人間の心はもろい・・・ちょっとのきっかけがあれば簡単に崩れてしまう・・・シャーマ星人はその人の持つもっとも忌まわしい記憶を探りだして相手の精神を砕き生贄の人形にする」

「生贄の人形・・・」

「トラウマエディションを食らったものは考える力を失い意のままに操られてしまう・・・今回は異例だけど・・・奴は3人の人柱を探している」

「3人の人柱を探してどうなるんだ?」

「3人の漆黒の巫女をそろえ好摩陣を作る・・・好摩陣は失われた秘術・
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