第三十三話 やるぜ!究極の必殺技!
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ョン・・」
「う!」
キャロは暗闇に引きずりこまれた。
「え・・え・・・」
キャロは民族の族長たちの前に立たされていた。
「この子は禁忌の子じゃ・・・」
「え・・」
「恐ろしい・・・」
「悪魔の子」
「生まれてこなければ良かった・・・」
「あ・ああ・ああああ」
忌み嫌われる言葉その言葉がキャロに刃となって突き刺さる。
「やめて・・・やめて・・・」
「お前など居るだけで災いをもたらす・・・」
「いやあああああああああああああああ!!」
「キュウウウウウウウウウ・・・・ガアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」
キャロから発せられた黒い波動によってフリードが邪悪な暗黒龍に変わってしまった。キャロの姿も黒衣に身を包み白い髪になってしまった。
「これで・・・二人・・・」
シャーマ星人は次の目標に向かった。
「あれ?出ないな・・・」
昼休み公園で飛鳥はティアナに連絡を取るが繋がらない。
「今日は休みだから久しぶりに食事しようって言ったのティアナなのに・・・」
と公園を歩いている最中無数の魔力弾が飛鳥を襲った。
「え?」
とっさに回避する飛鳥。飛鳥の視線の先には変わり果てた姿のティアナが居た。
「ティアナ・・・なの・・」
飛鳥は目の前の状況を把握できない。だがティアナは飛鳥に向かって容赦なくクロスファイアシュートを放つ。
「どうしたの!?やめろ!!」
飛鳥は回避しながら説得するがティアナは止めようとしない。
「消えちゃえ・・・」
「え?あんたのようないい加減な奴・・・消えちゃえ!!」
ティアナのクロスファイアシュートが飛鳥に襲い掛かる。避けられない。その瞬間飛鳥は防御結界を張った。
「く!うう!!」
あまりの重さに膝を付きそうになる飛鳥。
「あんた・・・一体・・・」
「ほう・・・粘るな・・・流石ダグオン・・・」
「なに!?」
飛鳥が振り向くとそこにはシャーマ星人が居た。
「お前は!?」
「シャーマ星人・・・」
「ティアナに何した!?」
「私の目的のための道具になってもらった後一つ・・・トラウマエディション!!」
「なに!?」
突然飛鳥の視界が真っ暗になった。
「ここって」
飛鳥が居たのは13年前のミッドチルダそれは自分の両親の別れの時だった。地下水族館の火災現場そこには一人涙している飛鳥の姿があった。
「お父さん!お母さん!」
幼い飛鳥が必死になって叫んでいるが飛鳥の両親はすでに防護壁の向こうに居た。局員たちが飛鳥を救出している。
「出ろ!危険だ
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