暁という名U
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ー!」
「ルフレスの街も鬼が来るのか…もうだめだ…」
などいろいろの声が聞こえた。
「鬼がルフレスの街に!?」渚が声を上げた。
俺は気付けば、東の方に歩き始めていた。
「俺はルフレスの街…、渚が住む街を傷つけたくはない」
俺は渚に振り向くと、渚が俺の手を握った。
「あたしもさっき鬼を倒したいって言ったよね?あたしも自分の街を自分の手で守りたい。だからあたしも連れて行って」
と今度は真剣な顔で俺に話す。
「あぁ、わかった。渚は俺が守る」と話し掛けると
「うん、絶対鬼を倒そう!」と渚が返事を返した。
「よしそれじゃあ、鬼退治に行きますか!」
と俺が呟くと、俺達は東の入り口に向かい走り出した。
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