暁 〜小説投稿サイト〜
ワールドワイドファンタジア-幻想的世界旅行-
第二章 戦火の亡霊船
5話 西へ…(関門橋:源平編・上)
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き
間に視界を取り戻した僕は、ついに自分の目で状況を見据えることができた。

「これは気を引き締めて行かないとなぁ…」

 紅白の旗を掲げた源平両軍は、その手に武士の証とも言える刀を持ってユラユラと近づいてくる。依然、船は水上で沈黙を保っているが、その甲板には弓を持った兵の姿も見える。

「私は避けるのに専念するから…攻撃はよろしくね。」

「まかせろ。」

 自分の体力が心もとないことを理解している香織は、避けに専念することで集中力を使わないようにする。そして僕が敵の隙をついて一気に倒して行くと、そう言う訳だ。

パシン!

 両手で両頬を叩き、勝負に挑む。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ