No.2ねじれた過去
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それぞれの班の紹介が終わりそれぞれの担当上忍がきたがやはりというべきかサスケ達の班はまだきていない。そして昔のようにナルトは黒板消しをドアに挟む。
「ナルトそれよりもっと面白いイタズラがある」
アカデミーの廊下をカカシが歩いていた。かつての親友オビトの墓参りをしていたら予定の時間を二時間ほどオーバーしていた。
「いやーごめんね遅くなって」
ドアを開けて直ぐに謝罪するカカシだが教室には誰もいない。
(遅いから帰った……って訳じゃないなこれ)
「おい隠れてるんだろだったら出てこい」
話を聞くとイタズラトリオの二人がこの班にいる。だからこそこんなイタズラをすると予想はついた。
「・・あれ?」
しばらく待つが誰も出てこない。仕方なく教室を探すカカシ。やはりどこにもいない。
(本当に帰っちゃった?)
仕方なく教室を出て三代目に相談しようとしたカカシ、外に出た瞬間あるものが目に入った。教室の札が302になっていた。
(……やられた)
集合する教室は301、今いるのは302。つまりカカシが来たとき既に教室の札を入れ換えていたのだ。そしてカカシが入ったあと札をもとに戻した。どうりで教室にいないわけだ。直ぐに隣の教室に行くとやはりナルトたちはいた。
「じゃあ一人づつ紹介してもらおうか」
カカシを含めた五人はアカデミーの屋上に移動し自己紹介を始めていた。
「俺はうずまきナルト、趣味は植物を育てること好きなものはラーメンと・・・な、何でもないってばよ!!将来の夢は火影を越す!!」
途中で誤魔化したのはヒナタのことが好きだといいかけたのだろう。
「うちはサスケ、趣味は色々あるが特にない好きなものも嫌いなものもだ。夢は俺の大切な存在を守ること」
サスケの夢が兄にたいしての復讐でないことに内心驚くカカシだが直ぐに次の自己紹介が始まる。
「私は・・日向ヒナタです・・趣味は押し花で好きなものはシナモンロールで嫌いの物はカニです」
実はカカシにはミナトとヒアシから二人の恋が上手くいくように応援するように言われている(ミナトに関しては職権乱用)。
「俺はうずまきボルト好きなものは母ちゃんと父ちゃんとヒマワリ嫌いなものは納豆趣味は読書」
ボルトとヒマワリ・・・この二人はカカシは愚かイルカでさえ正体がわからない。二人は兄妹、両親は既に他界しておりナルトとヒナタに面影を感じて父と母と呼んでいる。またボルトは日向ではないのに白眼を開眼している。二人の正体を探るのもカカシにとっては一つの目的だ。
「さて任務を受ける前にお前たちにはやってもらうことがある」
「失格率66%以上の演習だろ?カカシ」
「サスケの言うとうりだ明日忍具一式を持って第三演習場に集合だ朝飯抜いてこいよでないと履くぞ」
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