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喜怒哀LOVE
1.台風一過の如く《汐留 憂》
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[9] 最初
せますので」

そして、台風のように去って行ったのだった。

何が何だかわからないまま、私は図書室にひとり残された。

(…とりあえず、宿題終わらせなきゃ)

首を振り、ノートに向かう。

校庭から、わずかにホイッスルの甲高い音が聞こえた。

end
[9] 最初


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