第一話 タカヒロと4人
[2]次話
「そろそろあの4人が来る頃か...」
ここはラビットハウス。朝、昼は喫茶店、夜はバーとなっている店である。
タカヒロはとある4人をグラスを拭きながら待っていた。
「兎の兄ちゃん!居る?」
そう押しかけてきたのは、ソルル、ケモ、ピカル、フラジャルである。
この三人は、チノの祖父との知り合いであり、全員ほぼ妖怪である。
「兄ちゃん!ウォッカの水割り欲しいんだけど、4つ頼むわ!」
「はいはい」
だが、この4人、異常に酒癖が悪く今から地獄絵図と化してしまう...
「La guyijiyaaaaaa!」
フラジャルは母語で喋り出し、
「くぇええええええええ!」
ピカルは奇声を発して剣を振り回し、
「久しぶりに血がたぎってきたぜ...」
「殺し合いか...いいな...」
ソルルとケモは殺し合いをおっぱじめるのである。
これ、平均年齢1000歳(見た目高校生か中学生)がやることなのである。
こんな時にタカヒロは...
睡眠薬30錠をいれた焼酎を飲ませるのである。
そして縛り上げ、冷蔵庫に突っ込むのである。
毎年の恒例行事である。奥に突っ込んであるのでチノにも気づかれたことはない。
冷蔵庫にあるものが長持ちするので1週間こいつらを入れる。
そして外に返すのだ。
これはタカヒロとチノの祖父しか知らない...が、、、、。
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