四十話:授業参観〜その二〜
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全員微笑ましい物でも見るような目で見てきやがる。
うざってえ……。
「ソーナちゃああああああん!!」
「っ! この声はお姉………様?」
生徒会室に入ると同時にソーナ・シトリーに飛びつくセラフォルー・レヴィアタン。
ソーナ・シトリーの方は訳が分からずに茫然とされるがままにされている。
「兵藤君……これは一体?」
「俺に聞くな……」
疲れた顔でそう言うと何かを察したのかそれ以上は聞いて来なかった。
「じゃあな、後は任せた」
「……………………グス」
ジーと涙目で俺の方を見つめる小さくなったセラフォルー・レヴィアタン。
たく、仕方ねえな……。
「ちっ! もう少しだけだからな。そしたら帰る」
「ありがとう!」
「ふん……」
結局その後しばらくしたらセラフォルー・レヴィアタンは元に戻った。
念願だったらしい抱っこはして貰えたようだ。
だが大人の状態でもう一度やってもらおうとしてソーナ・シトリーに怒鳴られていたな。
まあ、俺には関係ねえがな。
べ、別に少し子供状態のあいつに情が移ったとかそういうのじゃねえからな!
(よかった。相棒がいつも通りのツンデレだ)
((((お仕置きの時間だあああああああっっ!!!))))
(少しは黙れ、てめえら!!)
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