暁 〜小説投稿サイト〜
新妹魔王の契約者〜龍剣使いの神皇帝〜
1巻
一真達との和解×仲間達の自己紹介
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ていた事も最初から知ってはいたようですが、まさかそちらの芝居だとは思ってもいませんでした。一真さんや深雪さんが本気で怒っていたのは、私も澪様もホントの家族だと思っていました。一緒に過ごして僅か十日間でしたが、一真さん達を信じても良いと思いましたから」

万理亜は違う?という目線で聞いてきたから、俺は麦茶を飲んでから肯定した。澪の性格上まだ少し頑なだが、風呂にでも入れば落ち着いていられるだろうと俺と深雪の考えにより入らせた。ま、風呂も前とは大違いな大きさだから驚くと思うが使い方は変わらない。日本の夏は夜でも暑いというのは、住んでいれば誰でも知っている事だし、朱音達も四人で入っていると言っている。クロウ達はあとで俺と一緒に入る予定だから、まだ俺の中にいる。

「それより、そろそろ本題に入りたいのですが、まずは一つ目。一真さんの事ですが、先ほどまでは『お兄様』と呼んでいたのに今では『お父さま』と呼んでいますがなぜですか?」

「そういえばそうだったな、俺と深雪は見た目はこれだが今は年齢と容姿を偽った事にしている。ホントの俺は既に大人となっているし、深雪も大人の状態である。そして俺の娘はここにいる深雪という事だ」

「なるほど、神族の者なら人間界で生活するなら見た目と年齢を変更する事が出来るからですか。二つ目は神族でしかも上位神のあなた達が、なぜ魔族である私達を助ける気になったのか」

「それについては私がお話致しますが、まあ簡単な話ですけど私達はこの世界の神ではないという事ですよ。あなた達の現状を知ってから、今に至るまで全ては作戦だったという事です」

それからは俺が話したけど、まず俺達はこの世界の神ではなく別世界から来た神でお前らで言う神族とは関係ないし知らないからだ。で、俺の立ち位置は全てを創ったと言われる創造神黒鐵だと言った後に深雪は俺との間の子で女神雪音だと伝えたら創造神黒鐵はとても有名で、魔界では誰も見た事がない神だと言っていた。まあ俺達が来た時は、エージェントである迅からの報告でファミレスのところにいたと言ってな。

「という事は最初から最後まで全部知っていて、そのまま黙っていたのですか」

「まあな、俺達の作戦状想定内の事が起こる事は全て俺の頭に入っている事だ。本来なら勇者の一族のところを神族として変更したのさ、この世界は一つだと思っているが実はそうではないイレギュラーな世界でな。俺達はイレギュラーな世界を外史と呼んでいる。そんで本来ならあの魔獣で戦いが終わるところまでが本来の道筋だったが、想定外な事が発生した」

「ドウターという謎の魔物ですか?」

「そう言う事です、あれを放置しておけばこの世界はいずれ破滅の道に進むでしょう。私達の真の敵はドウターなのですよ?それも出現する時は必ずあなた達の敵が現れるポイン
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