暁 〜小説投稿サイト〜
白い神兵
第二章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
くとも今急に来られるような部隊はな。ない筈だ」
「では彼等は一体」
「わからん。しかもだ」
 その白い兵士達は前線にそのまま突っ込んでいく。機関銃の銃弾が乱れ飛ぶがそれでも突き進んでいく。しかもここで有り得ないことが起こった。
「なっ!?」
「そんな筈がない!」
 大佐と少佐だけでなく全ての将兵がそれを見て驚きの声をあげた。
「銃弾が当たらないだと!?」
「全て銃弾の方からよけている」
「しかもだ」
 彼等の驚きは続く。
「あの速さ、馬にでも乗っているのか」
「もう敵陣の前だぞ」
 そうなのだった。速いのだ。歩兵とは思えないまでに。しかも突撃しながら放つその銃は的確にロシア兵達を倒していく。物陰にいる筈の彼等を的確に撃っていく。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ