第三十八話 烈火の超闘士
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した調理道具を使い、目玉焼きに茹で玉子、オムレツ、スクランブルエッグ、卵焼き等と卵料理が急拵えの切り株のテーブルの上に並んだ。
ブイモン[美味い!!大輔、この卵焼き美味しいよ。]
チビモン[美味しい!!]
ブイモンとチビモンが砂糖を大量に入れた激甘卵焼きを嬉々として口に入れた。
大輔「お前達のだけ激甘にしたからな…」
アリサ「それはもう卵焼きじゃなくてお菓子よ…よく胸焼けしないわね」
大輔とアリサが顔を引き攣らせる。
ギルモン[美味えー!!はやて達はこんな美味え物、毎日食ってんのか!!?]
ギルモンがオムレツを頬張りながら言う。
はやて「フッ…これくらいで驚いて貰っちゃあ困るでえ…」
ギルモン[…っ!!?]
これくらい、だと!?
ちょっと待って、それどういう意味?
硬直するギルモン。
はやて「卵料理も他に沢山あるってことや、今は材料が無いから作れへんけど、オムライス、親子丼、カツ丼、茶碗蒸し、カルボナーラ、かに玉…」
ギルモンには、衝撃の事実である。
どれだけバリエーションがあるんだ卵。
人間の料理の種類の豊富さは半端じゃない。
デジタルワールドだってそこまで食を追求している奴は、指折り数えるほどしか無いだろう。
無性にはやての世界が羨ましくなったギルモンである。
全然想像することが出来ないギルモンは、目をぱちくりさせるしかない。
はやての世界に行きたい。
はやてが生まれてきた世界。
ずっと育ってきた世界。
きっとそこはギルモンが知らない物が沢山あるのだろう。
それはギルモンにとって魅力的な物だ。
ギルモン[オラ…はやて達の世界に行きたくなってきちまったあ…]
羨ましそうに子供達を見遣るギルモン。
大輔「まあ、いずれ向こうに戻る日が来るだろうからその時にな」
ギルモン[おう!!]
すずか「そうだ。ねえ、皆は目玉焼きに何かけるの?私はお醤油」
なのは「あ、私もお醤油。」
ユーノ「僕は…ソースかな…」
目玉焼きを一口サイズに切り分け、それに醤油等をかけてみたが、1番口に合ったのはソースだった。
はやて「私も基本的にソースやな…」
アリシア「私はケチャップとソースを混ぜたのが好き!!」
大輔「俺はケチャップだな…」
フェイト「私も大輔と同じ」
大輔は元から目玉焼きにケチャップをかけていたし、フェイトは大輔がかけていたからケチャップをかけて食べていた。
アリサ「私は塩胡椒ね」
賢「僕は塩単品で、ルカは…どれが好き?」
まさか、ルカのオリジナルのクロノの母親、リンディ・ハラオウンのように甘党だったりするのだろうか?
緑茶に砂糖とミルクを入れていたリンディだったら目玉焼きに砂糖か黒蜜をかけるくらいやりそうだ。
想像して実際有り得そうで少し気分が悪くなった賢であった。
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