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ハイスクールD×D〜舞い踊りし剣舞姫〜
第十五話
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奴、立ち上がってどっかに行きやがった。

何だったんだ……?

「ああ、イッセー君。よかった、まだいたんですね」

と、神名と入れ違いみたいな感じでソーナ会長がやってきた。

「会長?どうかしたんですか?」

「いえ、一学期最後の日なのですが……その、生徒会を手伝ってはもらえませんか?」

「なんだ、そんな事ですか。構いませんよ、会長にはヴァーリの件とかでもお世話になってますし」

そう、実はヴァーリの編入の件にはサーゼクスさんと会長が一枚噛んでいる。

というのも、ヴァーリが編入するという事にリアス先輩は猛反対したのだ。

曰く「テロリストを学校に編入させるなんて、おかしいわ!」だそうな。

まあ、サーゼクスさんが説得して渋々といった感じだったけど。

「よかったです……人員が足りなかったものですから。それでは、急いで生徒会室に来てください。エリスさん達も既に来ていますから」

「エリス達?達って事はクレアとかもいってるんですか?」

何でそんなに大所帯?

「来ればわかりますよ……来れば、ね?」

そう言って意味深な笑みを浮かべた後、会長は教室を出て行った。

「じゃあ、行ってみるか」

「ああ」

「うん」

「はいっ」

俺たちは生徒会室に向かうことになった。
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