第2章 風神竜と謎の男
第7話 フレスヴェルク・ドラゴンの謎
[4/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
合なら、レベル3のチューナーと、レベル2の水属性を2体でもシンクロ召喚が可能だ」
「なるほど……大体わかりました」
「よし、それじゃあ俺から、君達のデッキに合ってると思われるシンクロモンスターとチューナーをプレゼントだ!」
「本当ッスか!?いやぁ、入部試験の時といい、監督太っ腹ッスね!」
「ああ、懐が寒いよ」
今にも泣き出しそうな顔で、楠田が4人にシンクロモンスターとチューナーモンスターを配って行く。
遊雅が受け取ったのは、《旋風のボルテクス》と《こけコッコ》だった。
《旋風のボルテクス》
☆☆☆☆☆ 風属性
ATK/2100 DEF/700
【鳥獣族・シンクロ/効果】
チューナー+チューナー以外の鳥獣族モンスター1体以上
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、自分のデッキからレベル4以下の鳥獣族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。
《こけコッコ》
☆☆☆☆☆ 風属性
ATK/1600 DEF/2000
【鳥獣族・チューナー】
お互いのフィールドにモンスターが存在しない場合、このカードはレベル3モンスターとして手札から特殊召喚できる。
相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードはレベル4モンスターとして手札から特殊召喚できる。
表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
「あれ、先生、俺もうチューナー持ってますけど」
「おぉ、そうだったか。まぁ、せっかく調達したのにもったいないだろう。受け取っておけ」
「ありがとうございます!」
確かに、効果をよく読んでみるとフィールド上に出しやすそうなモンスターだった。
遊雅が持つ唯一のチューナーモンスター《霞の谷の戦士》は、このカードと違って特殊召喚効果を有していないので、こちらの方がシンクロ素材にはしやすいだろう。
「よし、それでは今配ったカードをデッキに入れて、模擬戦を開始するぞ!」
シンクロ召喚の基礎を学んだ4人のデュエリスト達は、その腕を磨くために模擬戦に精を出し始めた。
◇◆◇◆◇◆◇
「それじゃあ、お願いします」
「ああ、任せておけ。それじゃあな」
「はい、さようなら」
楠田に《フレスヴェルク・ドラゴン》を預けた遊雅は、亜璃沙と秋弥と共に学校を後にした。
「遊雅、よかったの?《フレスヴェルク・ドラゴン》は遊雅の相棒なんでしょ?」
「本音言うときついよ。俺のデッキの主力モンスターだからな。だからさ、ちょっと今からカードショップに行って、シンクロモンスター買って来ようと思うんだ」
「えぇっ、今から?」
「ああ。母さんにはもう連絡してある。亜璃沙は帰ってもいいぞ。あんまり
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ