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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico5彼方より蘇る破壊者〜Ancient Metallic Disaster〜
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がパノラマウィンドウの外を指さした。あたしも外、湖面へと目を向ける。湖面にはデケェ渦が巻いてて、その中心から「なんだ!?」いやに太い、青白い砲撃みてぇなもんが発射された。そんでその砲撃は最悪なことに空戦をしていたフィレスたち一課員を呑み込んだ。砲線が途切れた後、フィレス達が次々と湖面に向かって墜落してくのが判った。

「いや・・いや・・・いや・・・いやぁぁぁぁぁーーーーーっ! お姉ちゃん! お姉ちゃん! お姉ちゃん! おね――っ!?」

「「セレス!?」」

フィレスの撃墜を直に目の当たりにしたことでセレスが気絶した。床に倒れる前にシグナムがセレスを抱き止める。セレスの悲痛な叫び声で、今の光景が現実なんだってことを理解した局員たちが「救援隊をすぐに回せ!」「援軍の要請を!」一斉に騒ぎ出した。

「おい、渦から何かが出て来たぞ!」

「なんだアレは!?」

「巨人!?」

セレスから湖へと目を向ける。渦の中からデケェ全身甲冑姿の巨人が這い出て来ていた。

†††Sideヴィータ⇒シグナム†††

突如として渦より放たれてきた砲撃はフィレスら機動一課の空戦班を撃墜。そして渦から姿を現したのは、全長15mほどの銀色の甲冑とインバネスコートのような白色の外套に包まれた巨人。我々第2212航空隊、そして第1013航空隊、さらには教導隊の班長2人が協力して巨人の制圧任務に就くこととなった。

『こちら第2212航空隊隊長、ジョシュア・エルグランド二佐。遺跡のさらに地下から出現したとされているあの巨人も、おそらくはロストロギアだろう。リンドヴルムの動きからして連中の目的はあの巨人と見ていい。・・・回収できないように機能停止させるぞ』

『第1013航空隊隊長のジータ・アルテッツァ三佐です。一課の空戦班に捕まっていたリンドヴルムの私兵隊が撤退、および撤退幇助の新手が接近中とのことです。追撃班と攻撃班、遺跡から脱出したスクライア一族の皆さんと機動一課員の救助班、3つのチームに分けます』

『第2212航空隊の第1から第3班は攻撃班。第4班は追撃班。第5班は救助班だ!』

『第1013航空隊も班分けします!』

私とヴィータ、そしてセレスの第2分隊も攻撃班に選ばれた。1013航空隊は、第1班が攻撃班、第2班が追撃班、第3から第5班が救助班となり、教導隊の班長両名、サブナック一佐、第2班の班長ガウェイン・クルーガー三佐もまた攻撃班となった。

『攻撃班は徹底的に攻撃を浴びせろ! 攻撃班(アタックチーム)・・・交戦(エンゲージ)!!』

追撃班(パシュートチーム)救助班(レスキューチーム)・・・ミッションスタート!』

エルグランド二佐とアルテッツァ三佐の号令と共に、最初の砲撃以降なんの動きも見せない巨
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