暁 〜小説投稿サイト〜
新妹魔王の契約者〜龍剣使いの神皇帝〜
1巻
買い出しと一真の権限力
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夜の内にまず迅を出張だと言う風に家から追い出して、その後に俺達兄妹を追い出すカタチにするんだろうな。ここからは先ほどいたスーパーが見えるからなのか、さっきのを思い出したのかなと思った。

「そんな心配するような顔をするな、あの時やった事は正当防衛だからな。それに家族というのは、妹が兄を起こすのも案外悪くないんだなと思った。俺ら織斑家は早朝から鍛錬で朝が始まるから、ああいう起こし方というのは俺的に新鮮だったよ。あとは親父がいない間は妹を守るのも兄の仕事だ」

「一真って、随分と言葉慣れしているんだと思った。それとそう聞いているとホントのお兄ちゃんに見えたかも」

そう言うと少しは家族になれたのかと思い込ませてから、俺と澪はそろそろ遅くなるからと言ってからバイクの方に戻ったらまた屑野郎共が俺のバイクを盗もうとしたのでお仕置きをしてあげた。ボコボコにした後に、誠達警察官が来たのでそいつらを確保したのだった。ボコボコにした方はあっちが傷害罪だとか言ってきたが、俺が蒼い翼の関係者だからと伝えた後に蒼白した屑共。蒼い翼の関係する人物に触れようとしたら、ボコボコしたとしても悪いのは屑共だとな。警察官たちが俺に向けて敬礼をしてきたので、澪にとっては俺は何者?と知りたいようだったがまあいい。バイクを動かしてから俺と澪は乗って家に帰った。
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