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とある3人のデート・ア・ライブ
第六章 颶風の巫女
第1話 修学旅行
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十香が男の格好をして士道と一緒の部屋割りになろうとしたり、飛行機の席順で折紙と十香が士道の隣に来たりと色々あったが、何とか部屋割りは終わった。

上条「(本当はここに女の子が一人いるんだけどな……)」

話したところで信じてもらえないだろうが、この石の中には園神凜袮がいるのだ。

結果論だけ言えば上条の班には凜袮がいるので、一緒の班の殿町が聞けば発狂するだろうが、凜袮は実体化しないのでそれはそれでショックを受けるであろう。

上条「(そういや、さっきから大人しいな……)」

普通なら今頃上条に絡んできてもおかしいのにその様子が全くない。

上条「(ま、たまにはこんな時もあるだろ……)」

珍しいこともあるのだ、と上条は思っていた。





だが、





それは大きな検討違いだと知るのは、もう少し先のことである。


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フラクシナスにて。


一方「あァ?あいつらが修学旅行の間一時的にここの司令になって欲しいだァ?」

琴里「ええ、そうよ」

夜遅くに呼び出されるかと思えばそんなことを言ってきたのである。

一方「どォいうことか説明しろ」

琴里「その日は私本部に出向しなくたゃならないのよ」

一方「……予定をずらせばいい話だろォが」

琴里「無理ね。円卓会議が直接集まれる日なんて一年に一回あるかどうかだもの」

一方「……テメェがここを離れることは分かった。でもよォ……それならそこの寝不足女や変態野郎でもいいだろ……何で俺なンだ?」

令音「寝不足女とは失礼だね。私はこれでもちゃんと寝ているのだよ?」

一方「ほォ……一日何時間ぐらいだ?」

令音「だいたい2時間ぐらいだね」

一方「それを寝不足って言うンだ」

令音「…………あれ?」

一方「(大丈夫かよオイ……)」

神無月「それに一方通行君、この私が変態など決してありえーー」

「「「それはない」」」

神無月「まさかの全員一致!?司令!何とか言ってやってくださいよ!」

琴里「マジメな話をしているの。口を挟まないでくれるかしら?変態」

そういいながら神無月を蹴飛ばす。

神無月「あぁッ!!いい……っ!すごくいい……っ!!!司令からのご褒美をもらえるなんて……!」

末期だ、とクルーにいる全員が思った。

琴里「本題に戻すけど、令音は士道達に直接同伴するからここには残れないのよ。神無月も……アレだしね」

一方「(オイオイ……本当に大丈夫かよ)」

一方通行は呆れてため息が出てしまった。

一方「……俺は構わねェが、他の連中はいいのかよ。いくら学園都市で最強の頭脳
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