第六章 颶風の巫女
第1話 修学旅行
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戦えやがります。もう少し……うっ」
神裂「……特訓も大事ですが休養も大事です。明日は休みにしましょう。その方が特訓としても効果的です」
真那「……分かりました。神裂さんがそう言いやがるのでしたら、そうしやがります」
神裂「では、私は先に戻っていますので。今日はお疲れ様です」
真那「お疲れ様です」
神裂はそのまま歩いて街に戻ろうとしていた。
しばらく歩いて、真那が見えなくなったのを確認し、
どさっと、地面に倒れこむように座り込んだ。
そしてふぅ、と一つ息を落とした。
神裂「……この私が、あの子にここまで追い詰められるとは思いませんでした」
手の甲をおでこに乗せて、空を見上げる。
その顔には疲れと、どこか嬉しそうな一面があった。
まるで、我が子の成長を喜ぶかのように。
神裂「……このまま成長していけば、魔術の補助ありですが、私を超えるかもしれません。全く……とても恐ろしい子ですね」
既に彼女の魔法名は決まっている。
彼女が再始動するのは
近いのかもしれない
ーーーー
ーーー
ーー
ー
期末テストを全教科終えたクラスの皆は歓声と放念の息が漏れた。
士道「折紙、話したいことがあるんだけど……いいか?」
折紙「きて」
士道「ってあれ?呼び出したの俺だよな?」
士道は折紙にどこかに連れて行かれてしまった。
上条『あ〜テストなんでこの世にテストなんてあるんですかね〜?』
凜袮『ふふ、お疲れ様。私がテスト前に勉強教えた甲斐があったでしょ?』
上条『そんなことするぐらいなら、いっそのこと答えを全部教えてくれたらいいのに……』
凜袮『う〜ん?今当麻、何か変なことを言わなかった?』
上条『嘘です!冗談です!勘違いです!三段活用!だから罰ゲームだけは勘弁してください!』
凜袮『………それ、三段活用じゃないと思うけど……』
上条『………凜袮。細かいことを気にすると上条さんみたいにバカになってしまいますよ?』
凜袮『そっか〜私がバカだったら当麻なんて大馬鹿だよね〜』
上条『う……』
心の中で会話をしている上条もそこにいた。
岡峰「はいはーい、皆さん席についてくださぁい。ホームルーム始めますよぉ」
いつの間にか戻ってきていた折紙と士道を含むクラスの皆が何を始めるのか疑問に思っていた。
岡峰「え〜っと、今から修学旅行の部屋割りと、飛行機の席順を決めまぁす」
なるほど。と、クラスのほとんど皆そう思った。
岡峰「では部屋割りを決めまぁす。好きな人と4、5人の班を作ってくださぁい!」
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