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転生赤龍帝のマフィアな生活
三十九話:授業参観〜その一〜
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ですね!!」
「はっ。カス共と一緒にするな」

俺の作品の出来栄えに感動している教師にそれだけ言い放つ。
因みに俺が作ったのはボンゴレの紋章だ。
俺にとって最も大切な物はボンゴレファミリーだからな。
そしてこれはこの俺がこりにこって作った作品だ。
カス共の物とは一味も二味も違う。

「イッセーさん。凄いです!」

俺の作品を見て感嘆の声を上げるアーシア。
因みにアーシアはあの青いトカゲ……そうだ。ラッセーとかいう奴を作っていた。

「ふむ……粘土でここまで細かく再現するとはな。流石はイッセーだな」
「はっ、崇め奉りな」

銃の細かい部分を見つめて唸るゼノヴィア。
当然だ。それ程度出来ねえと、ボスは名乗れねえ。

「…………………」
「あ? 何だ、イリナ。そんな不機嫌そうな顔をして?」

何故かボンゴレの紋章を見ながら不機嫌そうな顔をするイリナ。
気になって声をかけるが何とも微妙な顔のまま俺を見つめるだけだった。
何がしてえんだ?

「……私じゃないんだね」
「あ?」

少し、頬を膨らませてそう呟くイリナ。
こいつは自分が俺の大切な物じゃないと思って拗ねてるのか?
………けっ。馬鹿が。

「お前はもう、俺のファミリーだろうが」
「え?」
「ボンゴレリングを渡した時点でお前は俺のファミリーだ。それは、俺にとっての何よりも大切な物だ。……てめえも大切な物の中に入ってんだよ」

そういうとイリナは可愛らしいポカンとした表情をして俺を見つめてくる。
それを見て少し顔が熱くなっているのを感じて顔を逸らす。

(バカな! ツンデレな相棒が素直に…デレただと!?)

(そんな!? ご主人様が素直にデレ出したら照れ隠しのお仕置き(ご褒美)が減ってしまうではありませんか!)

(イッセー様! どうかデレても私達にはお仕置き(ご褒美を)を与え続けてください!!)


(はなから変態共(てめえら)には殺意と諦めしか抱いてねえよ!!)


変態共(てめえら)がいなけりゃ俺はまともな人生送れてたんだよ!
それなのに現実世界にまで変態の輪を広げやがって…っ!
俺は一体どこで心を休めりゃいいんだよ!!

((((本能に身を任せれば直ぐに楽になれます。さあ、人をいたぶる快感に目覚めてください!))))

(死んでも目覚めてたまるか!!!)

人としての。と言うか生物としての尊厳を失ったようなあいつらの仲間になる位なら冗談抜きで死んだ方がマシだ。俺は抗い続けてやるからな!

「大切……私が大切な物か……一番じゃないかもしれないけど。えへへ」

俺の発言が余程嬉しかったのか体をクネクネとさせてトリップ状態になるイリナ。
そんなに俺の発言が嬉しかったのか? ……な
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