暁 〜小説投稿サイト〜
俺が愛した幻想郷
俺は愛せる? 幻想郷...
俺の名前は....
第八話 俺の名前は.....!?
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かそんな臭い理由じゃない。いけないと思ったからだ
それに、今言っても結果は変わらないし
名前がどうのこうのなんて関係なくなる...


さて、気持ちを入れ替えて......


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パチリと... 瞬間的に、パチリと瞼が開いた
朝だ。カーテンに一切手を付けていない故、日差しがもろに来ている。眩しい

予想はついてる
絶対に当たってる
見なくてもわかる

お腹の辺りが濡れているのだがこれは絶対橙のよだれだ
お腹に乗っている橙の頭をゆっくり持ち上げて、起こさないように下ろしてあげた
念のため、恐らくそうであろうが、お腹を見てみた。丁度いい具合に橙の口があったと思われるところにロシアのような形の大きな跡が....
服持って来てないんだよなぁ... まぁ流石に何処かで買えるだろう。紫にお金貰って買いに行こう

「おにゃまえをぉ〜.... かんがえましょぉ〜ぅ...」

橙の寝言が聞こえた
そうだな。名前を考えなきゃな... 自分が考えれば大切な人なんていらないしな
もういっそ学校で使ってた名前で....
いや、幻想郷に来たと言う意味でも名前は最初から考えよう


とりあえず橙はほっといて寝かしておき
長い階段を降りながら考える

この家に住んでる、八雲家に住んでるから苗字は八雲か...? いや、それはちょっと図々しいかもしれないな。じゃあ苗字は無し? 下の名前だけでいい? 俺だとわかる、俺だと決めつけるために必要なんだから下の名前だけでもいいよな?


長い廊下を歩いている俺は、昨日の夜とは違い
何か楽しそうだった
気がする
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