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東方大冒録
命蓮寺にいくことになる(18禁目指したけどだめそう)。
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じゃ、早速行動に移させていただこうか」

それは、通称「2pカラー」といってもいいだろう。色違い博麗霊夢と、色違い霧雨魔理沙だった。そして、お決まりのマガイモノ特有のまがまがしい気を感じ、なおかつ相手はこちらにまったく気がついていないため、暗基はさっさと行動に移すことにした。

「恋符『マスタースパーク 〜白暗審判〜』!!!」

暗基は両手から、白と黒の2本の極太レーザーを放った。それは、見事に2人のマガイモノに直撃した。そして2人のマガイモノはこちらを見ながら、倒れた。

「よし、終わりっと」
「呆気なかったわね」
「そうだな。でもまぁ、さっさと終わる事にはこっちも楽だし、良しって方向で」

暗基はさっさと霊夢と魔理沙を倒すことができたことに浮かれていた。しかし、咲夜だけは違った。

「何かしら……。何か、嫌な予感がするわ…… 」

確かにマガイモノを倒すことができたことは嬉しい。だが、あまりにもあっさり過ぎる。まるで、何か企まれているのではないのだろうか、そう思えてならなかったのだ。
そう思っていた矢先の出来事が、暗基たちを襲うことになる。

「さて、祈祷棒と八卦炉を取り出してと」

暗基がかばんから祈祷棒と八卦炉を取り出すと同時に、今まさにマガイモノ2人のいた場所から、とても濃い色をしたピンク色の霧が立ち込めてきた。

「え、えっ、なにあれ」
「それは私の台詞だと思うのだけど。それよりも、あの霧、私たちのほうに来てないかしら?」
「……、あっ、ほんとだ」

そしてその霧が暗基の持っている祈祷棒と八卦炉の周りに纏われ、そしてそれが祈祷棒と八卦炉に吸収されていった。

「な、なんだ?」
「霊夢と魔理沙の形が出来上がっていくわね……」

それが暗基の手から勝手に落ちて、霊夢と魔理沙の形を成していった。しかし、実際出来上がったものはまったく違った。

「なんか……、すごくピンク色してる……」

霊夢と魔理沙の色が、ピンク色だったのだ。確かに形は紛れもなく博麗霊夢と霧雨魔理沙である。だが、霊夢は紅白ではなくピンクと白、魔理沙も白黒ではなくピンクと白になってしまっていた。目つきは、というよりも顔つきはどう見ても軽くではあるが火照っているようで、どこか引き込まれてしまいそうな雰囲気をかもし出してしまっている。

「や、やばい……。軽くめまいが……。いったいなんだっていうんだ、くそ……」

そして暗基は、霊夢と魔理沙を見るとなぜかめまいに襲われた。それと同時に、何かに思いっきり抱きつかれた。それで一瞬で目が覚めた暗基は、抱きついてきたものを見てみる。そこにいたのは、

「へへへ……、まりささん、やーっと、捕まえちゃったもんねぇ〜」
「ま、魔理沙? どうした?」

魔理沙だった。や
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