暁 〜小説投稿サイト〜
とある愚者の転生記
転生者のプロローグ
第二話 俺、才能無いんじゃね?
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道水ではなくアル○ス天然水を使います。

 テンション上がってきました!

 さぁ、どうなる!?

 水が!



 水が!






 何も変わっていません。

 水の量も増えなければ、葉っぱも動かず、水の色・味・中身にも変化ありません。

 あっれー?

 才能無いのはあきらめてたけど、失敗するとは思わなかった………。

 とりあえず、もう一回やるか………。

 今度は表面張力いっぱいにワイングラスに水を入れ、そっと葉っぱを浮かべます。

 そして、両手をグラスに掲げて、「練」!



 むぅ。やっぱり変化がない。






 いや、これは水が減っているのか?

 表面張力いっぱいの水が少しだが減ってるな………。

 ナニコレコワイ。

 水見式を行ったら、水が減りました。
 念のため、数回行いましたが毎回水が減りました。
 回数を重ねる度に減る量が増していき、10回目には見てわかる程度には減っているのがわかりました。
 なにこれ?

 まぁ、落ち着け、俺。
 そう、KOOLだ、KOOLになるんだ。違う、COOLになるんだ。

 水見式の結果から見ると、え? 特質系?

 うわぁ〜、まいったなぁ。
 そっかぁ、特質系かぁ。
 あれだよね。六性図で、強化系の相対。
 特殊な能力を創れるけど、基本能力が強化系の四割。
 困っちゃうなぁ。
 ニヤニヤ。
 というか、笑いが止まりません。
 そう、特質系ならば、欲しかった能力が創れる(かもしれない)。
 そう思うと笑いが止まりません。
 重要だから二度言いました。

 さぁ、創ろうか。



 って、どうすれば創れるんだ?



 むむ。とりあえず、創りたい能力を思い浮かべながら「発」を毎日繰り返すか。ていうか、それぐらいしか特質系の能力の作り方なんて思いつかん。



 ちなみに創りたい能力というのはこうだ!

『四次元ポケット』
 この能力は、さわった対象を四次元ならぬ念空間にしまい込み、能力者がポケットと認識したところに手を突っ込み、そこからしまい込んだ対象を取り出す。
 ド○えもんのポケットのように、念空間にしまう対象の重さや大きさは無視される。
 念空間に入っている間は、対象の時間は停止する。

 制約と誓約
 能力者が生きているモノと判断している対象はしまうことはできない。
 この能力で念空間に入れるモノは最大99個であり、入れている間は能力者の最大オーラ量の50パーセントを消費する。つまり、1個につき約0.5%の最大オーラ量を消費する。
 この能力でモノを出し入れするのは「絶」状態の時でしかできず、出し入れ中は「絶
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